MUさんの映画レビュー・感想・評価

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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

生きるとは何か、哲学的な問いを投げかける間違いなく素晴らしい作品だった。シンプル過ぎるぐらい直球のメッセージが胸に響いた。

昨今は映画の上映中にじっとしていられず、スマホを見てしまったり子供達の集中
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

征服者カーンが初登場する作品の為、期待していたが正直この程度のクオリティならスターウォーズでも観といた方がずっとましなのではという感じだった。

アントマンシリーズに通底するコメディタッチは今作も健在
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.3

どう考えても万人におすすめできる映画ではない(アブグレイブ捕虜収容所の描写は目を覆いたくなるようなシーンばかりで心が弱い人、メンタルが安定しない人は絶対に観ないことをおすすめしたい)映画ではあるが、ア>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.1

この手のタイムトラベルやマルチバースの話は大好物で無条件にテンションが上がる。

昨今のDCEUの停滞をみるとバリー・アレンに『マン・オブ・スティール』まで遡って戦略を練り直して現実を改変してほしいが
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.1

ジョンウィックシリーズ計4部作の最終作を観た。

流石に4作目ともなるとこれまでの作品に比べて制作費が増えており、画がより綺麗になっていてスケールアップしているのは明らかだった。

しかし序盤で期待が
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

-

『オッペンハイマー』を観る前にチェックしておきたい作品。
人間は弱くて愚かだから失敗を繰り返す、だからこそ歴史は勉強しておきたい。

当時の原子力の技術開発を現代の人工知能の技術開発に置き換えれば、
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.3

パラベラム(Parabellum)はラテン語で戦いに備えよ(Prepare for war)という意味らしい。

(汝平和を欲さば、戦いへの備えをせよ - Si vis pacem, para bel
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.2

弾丸が貫通しないジャケットとかどれだけNYに暗殺者が常駐してるのかとか車に追突されたのにピンピンしすぎではとかフィクションの物語にいちゃもんをつけだしたらキリがないが、前作同様、妥協のないアクションの>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.3

ロシアンマフィアのドンのバカ息子が眠れる獅子を目覚めさせてしまい、ブギーマンこと、この世界から1度は足を洗った殺しのプロ、ジョン・ウィックの復讐が描かれた物語。

古いアメ車のマスタング BOSS42
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.9

事前情報なしでこの映画を観てみたら作品を通して流れる不穏な空気が
次はどういう展開になるのか興味を持続させた。

あまりこの手のジャンルの映画は見慣れていないので、
観終わった後に何とも説明のつかない
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

人類を裏で操ろうとする高度に発達したAIをイーサン率いるチームが阻止しようとするというSFでありがちな近未来を描いたディストピアではあるが、映画のクオリティが高くて全く退屈しなかった。アクション映画の>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

『ノマド:漂流する高齢労働者たち』を原作として中国人のクロエ・ジャオによって作られたドキュメンタリータッチな映画だった。主要な役者2名を除く他の出演者は実際に車上生活を送っている一般人である為、文字通>>続きを読む

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.0

どこかで見たことがあるような既視感のある、二番煎じのストーリー。
ガル・ガドットが綺麗ということぐらいしか取り立てて語ることがないような可もなく不可もない映画だった。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.5

過去作(5作品目:ワイルド・スピード MEGA MAX)でブラジル(リオ)のマフィアのドンが主人公一行に壊滅させられて、今作では、実はマフィアのドンの復讐心に燃えた息子が生き残っていて、リベンジしてく>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

1984年ナイキのバスケットボール部門で働く主人公がコンバースとアディダスの後塵を拝する中で、当時はまだ大学生だったマイケルジョーダンの才能を買い、契約を勝ち取り、新たなバスケットボールシューズのブラ>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8

<飛行機で観た映画①>

この映画はアメリカの映画業界で実際に起こり、MeToo運動へとつながった性加害問題をニューヨークタイムズの女性記者の2人によって告発記事の公開までの過程を描いた物語だった。
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RRR(2022年製作の映画)

4.6

ストーリーとしては奇をてらったところがなく、真正面から勝負する潔さに感動した。

たぶん制作前の脚本を見せられても、こんなストーリーでは売れる見込みがないとか、1歩間違えればお馬鹿なコメディ映画になっ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

前作のブラックパンサーはざっくり言うと、ワカンダ 国の王位継承争いとワカンダ 国の外界への開国を描いた物語だった。

残念なことだが、前作の主演でティ・チャラ(ブラックパンサー)を演じたチャドウィック
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

遅ればせながらドライブマイカーを鑑賞。
感想は語りだせば止まらなくなるような素晴らしい作品で、日本にこんな作品を撮れる才能がいたとは知らなかった。時間を見つけて2度,3度と観てみたくなる作品で、見る度
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.5

何も考えずに観られる大味なハリウッド超大作。とくにこれといった感想が思いつかない笑

子供の頃にトランスフォーマーのおもちゃが欲しかったけど買ってもらえなかったことを思い出した。

欲しい車はたくさん
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.9

病院のICU勤務ナースの仕事の大変さや生きづらさを抱えながらも奮闘するナースを描いた前向きな作品かと思いきや、全然違う方向に物語が進んでいき驚いた。

チャールズ・カレンは実在する人物で終身刑で服役し
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衝撃実録! ワイヤーカード破綻劇の内幕(2022年製作の映画)

4.0

ワイヤーカードという会社の名前は報道で目にしたことがあったが、
恥ずかしながらこれだけ大きな会社(一時はドイツで最大の時価総額に到達した)の不正についてこのドキュメンタリーを観るまでよく知らなかった。
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.1

今作からとうとうマルチバースという概念が明らかになってきた。あまりネタバレになるので言わないでおくが別アースでパトリック・スチュワートが演じるプロフェッサーXが出てきた時はかなりテンション上がった。>>続きを読む

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.2

ミラ・ジョボビッチ主演で6作に渡って作られたバイオハザードのリブート作品。ミラ・ジョボビッチ版は監督や脚本家の変更があったからか、6作を通じて一貫性に欠けており、世間的にはあまり評価が高くないようだか>>続きを読む

逃亡者 カルロス・ゴーン 数奇な人生(2022年製作の映画)

3.5

①カルロス・ゴーンの独裁を許してしまった社内のガバナンスの問題と②日本のアンフェアな司法制度の問題を切り分けて考える必要があると思った。

日産の社内にいれば誰もが大規模なリストラが必要だと認識してい
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

行政や司法、警察の腐敗や汚職、荒廃したゴッサムシティの為に戦うバットマン。とてもダークでシリアスな展開はこれまで様々な監督が描いたバットマンと大きく変わらないが、今回は謎解きの要素がストーリーに追加さ>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.5

モービウスが空を飛び回るシーンの描写は新鮮だったが、この作品単体ではあまり楽しめなかった。

SSU(Sony’s Spider-Man Universe)の世界を拡張したり、シニスター・シックスを公
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ブレイド3(2004年製作の映画)

4.1

何故かシリーズ1と2はなかったが、3だけNetflixにあるのを見つけ、久しぶりにブレイド3を鑑賞した。
ヴァンパイアを倒す武器やガジェットがどれも特徴的でカッコいいし、なんといってもブレイドの刀捌き
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.6

ライアン•ゴスリングがアクション映画に出演しているのは、今まで観たことなかったので新鮮だったが、内容はイマイチだった。

監督・脚本がアベンジャーズ のルッソ兄弟だったので、期待して観たが、中盤の戦い
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

資源を搾取する側、される側の対立を描いたいつの時代にもある普遍的なテーマを扱った作品だった。

3時間弱という長い上映時間と映的に終始暗くぼんやりとした感じなので、人によっては冗長で退屈に感じる人もい
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リターン・トゥ・スペース(2022年製作の映画)

4.1

観る前から結果は分かっていたが、ロケットの発射やISSへのドッキング、宇宙でのミッションなど手に汗握るシーンばかりで見応え十分だった。

イーロンは部下に対しての要求が途轍もなく厳しいらしいが、それは
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

4.4

どんな仕事でも自分なりの拘りや向上心を持っている人はかっこいい

自分はまだまだ未熟だけど次郎に寿司を食べにいけるような男になりたい

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

特にサプライズやスリリングな展開がある訳ではないが、どこかノスタルジックな気持ちにさせる良い映画だった。

少し気取った感じなので、好き嫌いが分かれるかも。

ニューヨークの魅力が詰まっていて、またい
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