リミナさんのアニメレビュー・感想・評価 - 2ページ目

リミナ

リミナ

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Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-(2016年製作のアニメ)

3.8

※原作未読

『CHAOS;HEAD NOAH』から始まる科学アドベンチャーシリーズに含まれる一作。

オカルト・超常現象を科学的な観点から検証・解明していく筋道が面白い。

第1話冒頭から見て取れる
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亜人ちゃんは語りたい(2017年製作のアニメ)

3.5

※原作未読

特殊性質を持つ亜人が溶け込んだ社会での学園生活模様。

かつては人間から恐れられていたヴァンパイアなどの存在も、
社会的な保障を受け、不自由なく人間と共存している設定が面白い。

もちろ
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進撃の巨人 The Final Season Part 2(2022年製作のアニメ)

3.9

※原作一部既読

物語の結末に向けて進め始めた絶望。

映像面では、本作に参加経験のない国内外の社外アニメーターや演出家が参加していたことがポイント。
第86話でのタメツメの効いた背動アクションなど、
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進撃の巨人 The Final Season Part.1(2020年製作のアニメ)

3.7

※原作一部既読

この第4期から制作会社がWIT STUDIOからMAPPAに変更。

その影響でアニメーション面では、巨人や立体起動アクションにおいて3DCG(もしくはベースとしたもの)が多用される
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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON-浅き夢の暁-(2022年製作のアニメ)

3.3

※原作ゲーム未プレイ

これまで謎に包まれていた要素の種明かしと物語の結末が描かれる。

誰かのために自身を犠牲にしてでも願いを叶える。
すんなりハッピーエンドで終わらせない。
本作に求められているで
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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-(2021年製作のアニメ)

3.4

※原作ゲーム未プレイ

まだ謎の多いマギウスの翼の活動が本格化する第2期。

映像面では長田寛人氏や川田和樹氏、Chansard Vincent氏による高密度、かつ躍動感のあるアクションシーンが見所。
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明日ちゃんのセーラー服(2022年製作のアニメ)

4.0

※原作一部既読

天真爛漫な主人公の明日小路を中心に、己の憧れへ一歩前進する学園生活。

ずっと1人で過ごしてきた小学校時代。本人の性格もあり却って個の力が高まった小路。さほど接点が無い他人ともかなり
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遊☆戯☆王SEVENS(2020年製作のアニメ)

3.7

遊戯王の通算第7シリーズ目。

本作から制作会社がぎゃろっぷからブリッジに、放送期間も3年間から2年間に変更された。
長期コンテンツとして、過去シリーズを踏襲したところ、差別化を図ったところが明確にあ
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その着せ替え人形は恋をする(2022年製作のアニメ)

3.7

※原作一部既読

自分の好きなものにひたすら直向きな作品。
オタクに優しいギャルじゃなくて、ギャルがオタクだった。

内向的な主人公が行動力のあるヒロインとの出会いをきっかけに世界を広げていく。物語自
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王様ランキング(2021年製作のアニメ)

3.7

※原作未読

己の弱さと向き合い、壁を乗り越える物語。

まずは昨今のアニメでは却って珍しい、シンプルで記号的なキャラデザインが目を引く。
そんなデザインだからこそ、作画での表現が幅広くアニメーション
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平家物語(2021年製作のアニメ)

3.6

山田尚子監督の約9年振りTV作品。
今回は現代ではなく平安時代まで遡る。

たとえ最期が決まっていたとしても、そこまでの一瞬一瞬は掛け替えのないもの。
多くの命が絶える戦と同様に今を生きる人々の姿が映
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地球外少年少女(2022年製作のアニメ)

3.8

『電脳コイル』磯光雄監督の約15年ぶりの新作。

今度の舞台は宇宙。SF要素は一見小難しさもあるが、手に張り付けられた先端的デバイス、コンビニや布状の隔壁が備え付けられた宇宙ステーションと実用性があり
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スペース☆ダンディ シーズン2(2014年製作のアニメ)

4.0

※1クール目を含む感想

ほぼ一話完結の構成でいて、話数ごとにガラっと変わる脚本や映像。濃い作家性と実験的要素が共存した独自性の高いアニメ。

BONES制作ではあるが、ベテランから若手、TV作品では
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オッドタクシー(2021年製作のアニメ)

3.8

セイウチの姿をしたタクシードライバーを中心とした群像劇を描くオリジナル作品。

一話完結型のオムバニス構成と思いきや、
タクシードライバーの乗客が思わぬ形で交わっていく。
先の展開が見えないオリジナル
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はたらく魔王さま!(2013年製作のアニメ)

3.6

※原作未読

異世界の魔王と勇者がとある理由で人間世界へ渡る所謂逆転生モノ。

強大な力を持つはずの魔王が強盗する訳でもなく、人間社会のルールに従って労働して生計を立てるギャップが面白い。
ただ、魔王
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無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第1クール(2021年製作のアニメ)

4.0

※原作未読、2クール分の感想

すっかりアニメでお馴染みとなった所謂なろう系や異世界転生モノのパイオニア的作品。

放送15ヶ月前に公開されたティザーPVの完成度が当時話題となり、却ってそれが映像的な
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takt op. Destiny(2021年製作のアニメ)

3.5

今後リリース予定であるスマホゲームの前日譚を描いたアニメ。

音楽が失われた世界を舞台にしたバディもの。相棒は現実にあるクラシック音楽を擬人化したキャラと中々ユニークな設定。

制作はMAPPAとMA
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白い砂のアクアトープ(2021年製作のアニメ)

3.4

水族館を舞台にした青春モノと思わせて、お仕事要素の強かった作品。

序盤は高校生らしく溌剌とした描写に対して、中盤以降は自分の理想と社会生活とのギャップや失敗描写が現実にも通じるような心苦しさを感じる
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小林さんちのメイドラゴンS(2021年製作のアニメ)

3.9

待ちわびた京都アニメーションひさびさのTVシリーズ新作。

いわゆる日常ものではあるけれど、ドラゴンと人間の異種同士がどう手を取り合っていくのか、物語にも繊細さが増した第2期。

A、Bパートで別々の
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Sonny Boy(2021年製作のアニメ)

3.8

『スペース☆ダンディ』や『ワンパンマン』第1期の夏目監督オリジナル作品。

学校を離れて超人的な能力を手にしても、独自のコミュニティを形成し漂流先のルールに従う、どこか閉鎖的な環境で停滞する生徒達。そ
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不滅のあなたへ(2021年製作のアニメ)

3.7

『聲の形』作者の大今良時氏の漫画が原作。

人の生き死にが主題であり初回から最後まで重めだが、合間でギャグパートもあったりとストレス過多とならずに観ることができた。

各話数の参加アニメーターはほぼ固
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ラブライブ!スーパースター!!(2021年製作のアニメ)

3.5

シリーズ4作目。

主要メンバーがこれまでで一番少ない計5人、かつ各々の個性が強い性格や口調であり、どのキャラがどんな色なのか分かりやすい。
主人公かのんの自宅でのオフのデザインだったり、過去シリーズ
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僕のヒーローアカデミア 第5期(2021年製作のアニメ)

3.3

第5期を迎え通算話数は100話を突破。

劇場版と制作時期が被っていたからなのか、映像的な魅力はこれまでより欠けていた印象。特に計2クール中で中村豊氏が一度しか参加していなかったのは痛手。また、相変わ
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デジモンアドベンチャー:(2020年製作のアニメ)

3.1

1999年放送『デジモンアドベンチャー』のリブート作品。

リブート元より多い全67話でキャラクター一人ひとりを掘り下げる機会自体はあったのに、成長の成果と根拠付けは終始イマイチな印象。

大西亮氏が
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フリクリ(2000年製作のアニメ)

3.7

フリーダムでクリエイティブなOVA。

現在では監督やキャラクターデザインを務めるようなアニメーター達によるアニメーションならではの表現が詰まった映像で目が飽きることがない。極端なパースでの背景動画、
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トップをねらえ2!(2004年製作のアニメ)

3.7

8年置いて公開された続編のOVA。
監督は鶴巻和哉氏にバトンタッチ。

前作未視聴でもおおよその内容は追えるよう独立しているが、視聴済みの方がより楽しめる作り。
作画・演出面での見所が多く、映像面では
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トップをねらえ!(1988年製作のアニメ)

3.5

庵野秀明氏初監督のOVA作品。

まず印象に残るのは、ランニングなど人間が行うようなトレーニングをロボットに乗りながら行うユニークさ。直ぐに乗りこなしてしまうのではなく練習の過程が描かれていたり、昭和
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ワンダーエッグ・プライオリティ(2021年製作のアニメ)

3.7

これまで実写作品を手掛けてきた野島伸司氏の初脚本オリジナルアニメ。

いじめやパワハラ、自殺など現実に通ずる社会問題に焦点を当て、それを若手スタッフが主軸となり作り上げるチャレンジングな作品。本作で初
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ゾンビランドサガ リベンジ(2021年製作のアニメ)

3.7

第2期になりコメディよりもシリアスさが目立つ。タイトル通り失敗から立ち上がる物語(復讐の意味ではない)。

第1期と同様に各キャラの単独回によってキャラクター性を掘り下げつつ、過去からのフランシュシュ
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Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-(2021年製作のアニメ)

3.6

ありふれたAIやタイムトラベルに歌モノ要素を織り交ぜることで差別化を図れたオリジナル作品。

要所要所で撮影処理によって人間に近しいビジュアルのアンドロイド達の機械らしさが表現されていたのが目を引く。
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シャドーハウス(2021年製作のアニメ)

3.6

※原作未読

人間を模したシャドーを取り巻く斬新な設定の作品。

まず惹かれるのは、ボーカル無しのOP。劇伴の延長線にあるような舞曲テイスト。韻踏みやリピートが特徴的なED共々、意味深な映像により作品
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スーパーカブ(2021年製作のアニメ)

3.5

※原作未読

一人きりの女子高生がスーパーカブをきっかけに自分の世界を広げていく物語。

長回しカットや心情の移り変わりに応じた彩度変化など全編を通して演出面で目を引く描写が多かった。特に同じ構図の風
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すばらしきこのせかい The Animation(2021年製作のアニメ)

3.3

※原作ゲームプレイ済み

DSというハードの特徴を最大限に活かした人気ゲームソフトが原作。

概ね原作通りの内容であり、映像もアニメのフォーマットに落とし込めてはいるものの、いまいち目に残るような洗練
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SSSS.DYNAZENON(2021年製作のアニメ)

3.8

怪獣が存在する世界にアニメ的なキャラクターデザインでありながら、現実味のある環境音の取り入れ方や風景描写から実在性が同居している作品。その作風からは実質の前作『SSSS.GRIDMAN』から地続きな物>>続きを読む

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京騒戯画(2013年製作のアニメ)

3.7

住めば都。例え創られた家族や仮想の土地でも共に過ごした時間が大切なものであることに変わりはない。
あらすじと違わずとある家族を巡る、愛と再生の物語。
巻き込まれ型の子供2人が親の自分勝手な意に振り回さ
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呪術廻戦 第1期(2020年製作のアニメ)

3.8

※原作一部既読

回によって多少ムラはあるものの、基本的に原作準拠の内容にアクション描写が追加された構成。それでいて作画オタクとしか思えない原作者の要望で実現した山下清悟氏ディレクションOPをはじめ、
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