ザック・ブラフが自ら主演と監督、脚本をこなした作品。
正直お話としてはそこまでグッとくるものは無かったんですが、音楽のセンスとMV的映像センスには溢れていて良かった。
特に楽曲のセンスはピカイチで>>続きを読む
今回も吉田監督ならではな作風が全面的に出ている作品。
とにかく石原さとみのやり過ぎな演技は周りのドン引きっぷりも納得なハイテンションぷりで素晴らしかった。
特に弟をグーで殴るところとか本当最高だし、>>続きを読む
惨劇の横で起きている「生活」を隠し撮りのようなテンションで描いていくのは恐ろしさというより、もう虚無という感じでした。
物語というよりも全編を支配する不穏を全身で受け止める映画なのかなと。
正直中盤>>続きを読む
前作の主人公だけを続投させた続編。
とにかくなんの話だか全然分からない展開にはがっくり。
マシンガンをぶっ放す悪趣味なギャグにも辟易してしまったし、前作の小市民の悲喜こもごもという良さは一ミリもない>>続きを読む
いつもの濱口節はそのままに、二転三転していく展開にはギョッとしたりも。
とにかく会話劇としての完成度の高さが素晴らしい。
役者陣もハッピアワー組が多数出演していたりと、『ドライブ・マイ・カー』を経た>>続きを読む
最初から最後まで本当になんでもない小市民の悲喜こもごもといった感じですが、井筒監督による温かみのある描き方で後味はとても良かったです。
群像劇としての配分や捌き方も本当に上手で、それぞれの話のアッサ>>続きを読む
もはや笑ってしまうレベルのキモさが満載のホラー描写は和製アリ・アスターといっても良いかなと思います。
ジメッとしたJホラー描写とエキセントリックなサイコ描写の配分が絶妙でしたし、この手の作品にしては>>続きを読む
ヒーローオリジンとはまた違った誕生秘話という感じで新鮮で面白かった。
目まぐるしく変わるジャンルを無理なく展開させていくキャラクターの動機づけもしっかりしていて、ジャンル映画としてかなり良かった。>>続きを読む
とにかく鈴木亮平が素晴らしかった。
過去数回実写化されている冴羽獠ですが、今回はかなりアニメ版に近く、鈴木亮平による神谷ボイスは圧巻でした。
そして銃器描写のカッコ良さも相まって、原作再現を超えたもの>>続きを読む
キョウリュウジャーのオリキャスをここまで集められたことがとにかく奇跡な作品でした。
10年前というのも空白期間としてスゴく丁度良く、キャストの歳の取り方も役とバッチリあっている気がしました。そしてま>>続きを読む
ドンブラザーズが帰ってきた!と言わんばかりの初っ端からドンブラ寄りな作品でした。
カオスな展開ながら、意外にも一見さんにも分かりやすくドンブラサイドの見せ所はまとめていてどちらの作品のファンもしっか>>続きを読む
あの2人のゆるいやり取りとトップレベルのアクションはそのままに、新キャラや前作のキャラも深堀りする求められてる続編という感じ。
ただ今回のライバルである、殺し屋兄弟が魅力的ながら、主人公2人と絶妙に>>続きを読む
チップとデールが主人公のディズニーのアニメ映画かと思いきや、全編に小ネタが散りばめられてる無茶苦茶な映画でした。
イメージとしては『レゴ・ザ・ムービー』や『スパイダーバース』『フリー・ガイ』のような感>>続きを読む
中野裕之を中心にピエール瀧や安藤政信なども監督を努めた短編集。
これといって大傑作という1編は見当たらなかったものの2000年代初期特有のオルタナティブな匂いをプンプン感じる作品で個人的には結構好き>>続きを読む
TVシリーズのダイジェストは若干の長さを感じたものの、特に第一話のルックの素晴らしさなどを劇場で体感できたのは良かった。
途中のモンスター・パニック風味な展開や、国会議事堂破壊描写など、劇場版でしか>>続きを読む
TVシリーズはリアルタイムで、何度も見返すほど思い入れは強めです。
近年、東映の特撮シリーズでは10周年や20周年の節目時に新作が作られたりするのが恒例になっているんですが、いわゆる平成1期と言われ>>続きを読む
冒頭からシリーズの中でもかなりのゴア描写から始まり、作品全体を通して完全にスラッシャー映画として本作を描いているのにビックリしました。
1作目などではヒーロー的に描かれていたマッコールも本作では完全>>続きを読む
個人的にかなり影響を受けた映画評論家の高橋ヨシキによる初の長編監督デビュー作ということもあり期待して見ましたが、非常にヨシキさんらしい題材がしっかりとハマった作品でした。
いわゆるディストピア映画×>>続きを読む
ゲームの映画化というより、『グランツーリスモ』に纏わる実話物という作品。
デヴィッド・ハーバー以外全く華がない役者陣の中にしれっとオーランド・ブルームが混ざっていたのはビックリしました。全然最初気が>>続きを読む
どうかしてる映画の中でもトップレベルの作品でした。
3本のホラーオムニバスではあるんですが、とにかく3話目がヤバい。
1話目『呪い写る』
いわゆる心霊写真物をストレートにやる作品。
主人公達のおっ>>続きを読む
『127時間』や『フローズン』古くは『救命艇』などに代表される、"限界置き去り系スリラー"の最新版という感じ。
馬鹿がデッカイ塔に登ったら、梯子が落ちてさぁ大変というそれだけの内容ではあるものの、高>>続きを読む
前作『X』はやりたいことも分かるし、実際うまくいってるのも分かるが、そこまでピッタリはまる映画ではなかったのですが、続編かつ前日譚である本作は傑作でした。
とにかくパールを演じるミア・ゴスが最初から>>続きを読む
通常版は鑑賞済みなのでエクステンデッド版。正直見たのが滅茶苦茶前なので、なにが違うのかは全然分からなかったです、、、
公開当時はジェンダー変更によりかなり叩かれたりと正当な評価が受けづらい空気感があ>>続きを読む
オリジナルのゴーストバスターズの孫達が主人公という正真正銘の続編&継承的なストーリーなのはもちろんながら、監督はアイヴァン・ライトマンの息子のジェイソン・ライトマンという外側でも継承が行われているとい>>続きを読む
1作目から5年後に公開された本作の舞台は実際の年数同様5年後という設定。
前作のラストでヒーローになった彼らのビターなその後から始まるのはいい2の開幕という感じ。
1作目のキャストも総出演かつ、ノリ>>続きを読む
久々に見返したんですが、幽霊描写&お馴染みのテーマ曲からの、主要キャラを鮮やかに説明してゴーストバスターズ設立という流れを冒頭20分ほどでテンポ良くやっていて面白い映画のお手本のような作品でビックリし>>続きを読む
開始5分でエメリッヒもびっくりなディザスター描写で驚かされるし、その後も孤軍奮闘物ミリタリーアクション、バディ物という感じで色々な要素がてんこ盛りになるのも楽しかった。
ハ・ジョンウとイ・ビョンホン>>続きを読む
韓国による航空パニック物×パンデミック物な快作。
とにかくイ・ビョンホンとソン・ガンホの説得力はスゴい。
2人の画面掌握力の高さは素晴らしかったですね。
お話の運びも丁寧でパニック映画のお手本のよ>>続きを読む
デッドレコニングを経て久々に見返しましたが文句無しの傑作。
ピクサーで名を馳せたブラッド・バードによる魅せるガジェット描写やアニメーション的なスペクタクル描写などシリーズの中でもかなり突出している気>>続きを読む
時代劇を経て近年はキャリア初期のようなノワール物をメインに撮っている原田眞人監督の最新作。
とにかく長い、、、
やりたいことは分かるし、出来てるところもメッチャあるのに明らかに中だるみしてる場面が目>>続きを読む
有名洒落怖の実写化『きさらぎ駅』のスタッフによって作られた、同シリーズ?の最新作。
前作同様に原作を知っているほどそれを逆手に取った展開に新しさを感じる作品になっていました。
とはいえお話自体がド>>続きを読む
なんかもう長いし、何を争ってるのか訳解んないし、アクションシーンもヘンテコだしで、映画文法としては無茶苦茶なんだけど、やっぱりトムがいてあのテーマが鳴ってなんか争ってるの見ると安心するし、これで良いの>>続きを読む
2013年以来のテレクラキャノンボールですが、今回はコロナ禍に行ったということで、リモートでの開催。
バイクレースなどもないので、正直前作並みの白熱さみたいなものはないし、見てる我々の感覚も当時より>>続きを読む
『コワすぎ シリーズ』久々の新作かつ劇場版ということでかなり楽しみにした作品。
これまでのシリーズはもちろん『超コワすぎ』などの繋がりも特に無く、本作は独立した作品になっていました。
常に走っている>>続きを読む
中田秀夫が白石晃士ばりのオカルトホラーを撮った怪作でした!
とにかく漫画的で荒唐無稽なキャラクターが登場してくるのは楽しいし、全体的にテンションが異様に高くてかなり見てられる作品でした。
主演の橋>>続きを読む
これまでの北野映画をアメリカ風にローカライズしたような作品。
ヤクザがロスの裏社会でのし上がるという普通に考えたら結構荒唐無稽な作品ではあるものの、それをアート風に仕上げてしまう武の手腕は流石。
と>>続きを読む