ShoMさんのドラマレビュー・感想・評価 - 3ページ目

わげもん~長崎通訳異聞~(2022年製作のドラマ)

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父を探しに長崎へやってきた青年・伊嶋壮多を主人公にしたNHK時代劇。新たな場所で青年が悩みながら生きようとする様は、時代劇も現代劇も変わらない。永瀬廉も好演。

舞台が江戸中心の時代劇ではまずスポット
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ツイン・ピークス シーズン2(1990年製作のドラマ)

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「ケイゾク」「TRICK」の一連の堤幸彦作品、三木聡の「時効警察」「熱海の捜査官」、「99.9」など、日本のドラマでも挙げるとキリがない量のフォロワーを産んだドラマ。

本筋と関係ない横道の話に異様に
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阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし(2021年製作のドラマ)

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まさか阿佐ヶ谷姉妹がNHKでドラマ化されるとは……
木村多江の「美穂さ〜ん」が江里子さん本人と聞き間違えるレベルで似てる。特に大きな事件は起きず、二人ののほほんとした同居生活が楽しめる。

第6話のい
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必殺仕事人(2022年製作のドラマ)

3.5

久しぶりに面白く観れた必殺の新作。ウーバーイーツが出てくれば、時短営業、子ども食堂、経師屋の涼次(松岡昌宏)と才三(西畑大吾)の描く襖絵が鬼退治で「鬼滅の刃」……

謎の絵師・晩来(元ネタはバンクシー
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ツイン・ピークス シーズン1(1990年製作のドラマ)

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町のアイドル、ローラ・パーマー殺害事件をきっかけに、一見のどかな田舎町の裏側に隠された闇の部分を暴いていく。構造は『ブルーベルベット』と同じ。

吹替版は何故か『サザエさん』の出演声優が多いけどこれは
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ギヴン(2021年製作のドラマ)

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このレビューはネタバレを含みます

原作未読。アニメは未視聴(ビジュアルは知ってたけど)。でもそれなりに楽しめた。

最終回のライブが着地点になるように構成されている。感情表現が苦手だった真冬の、最大の感情の発露があのライブなんだろうし
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美しい彼(2021年製作のドラマ)

4.0

同時期に放送されてた『消えた初恋』とは好対照。特に事前情報なし、原作未読で観たけどハマった。

スクールカーストの頂点にいる清居と、彼に従う平良のなんとも歪な関係性が良い。平良にとって清居は「特別な存
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日本沈没ー希望のひとー(2021年製作のドラマ)

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『シン・ゴジラ』×『半沢直樹』的なモノを目指したんだろうけど、成功しているとは言えず。

沈没シーンをそんなに出せず、なおかつ官僚や政治家の動向を描くのであれば、綿密な取材と緻密なデータに基づいたシミ
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消えた初恋(2021年製作のドラマ)

4.0

「じゃあその普通が間違ってるだろ」
「何が好きだろうと人の自由」
「いいだろ。みんなと一緒じゃなくて」
この3つの台詞に尽きるんじゃないだろうか。

タイの『2gether』、『チェリまほ』と来てこち
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絶対BLになる世界vs絶対BLになりたくない男 シーズン1(2021年製作のドラマ)

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このレビューはネタバレを含みます

全4話なので時間つぶしに。BLあるあるにツッコミを入れていくコメディなんだけど、BL漫画の世界の話なら実写よりアニメの方が向いているんでは? 非ジャニーズ・非LDHからイケメン俳優を集めると、特撮系・>>続きを読む

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オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ(2021年製作のドラマ)

5.0

NHKドラマをオダギリジョーが実験場に変えてしまった。異様に濃い登場人物や鑑識課のゆるい空気に『時効警察』を期待したら、実際は『熱海の捜査官』、というより美少女の屍体と切られた耳なのでデヴィッド・リン>>続きを読む

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地球戦隊ファイブマン(1990年製作のドラマ)

3.8

Youtube公式配信で完走。モチーフが地味なのは否めないけど、「先生」の設定はヒーローと子どもたちの交流のドラマに無理やり感を生じさせなかったし、併せて「兄弟」のテーマもブレずに貫徹。

変身せずに
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ザ・ハイスクール ヒーローズ(2021年製作のドラマ)

4.0

ジャニーズJr.×スーパー戦隊と聞き、正直あまり期待していなかったのだけど……。押し入れにアカレンジャーがいる描写から、「ん?」と思い始め見事にドハマり。

廃部の危機にある「学園防衛部」が仲間を集め
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超速パラヒーロー ガンディーン(2021年製作のドラマ)

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車いす陸上の選手を目指す青年がひょんなことから変身ヒーローに。隻眼隻手の丹下左膳、盲目の座頭市とハンディキャップのある豪傑は時代劇では珍しくない。

形態変化する怪獣ラゲルトの設定やデザインは平成ウル
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仮面ライダーセイバー(2020年製作のドラマ)

3.5

要素を詰め込みすぎて、序盤の展開や見せ方が上手く行っておらず、『仮面ライダー剣』序盤に似た印象を受けた。当初はライダーバトルの要素もなく、各剣士の掘り下げもスピンオフに回される。なので他のライダーたち>>続きを読む

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Still 2gether(2020年製作のドラマ)

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『2gether』のスピンオフ。日本のドラマに例えると、「ファンの人気に答えて2時間スペシャルで帰ってきました」みたいな感じです。全5話あるけど。

ラブ度と映像美がパワーアップ。メインはあくまでタイ
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2gether(2020年製作のドラマ)

4.0

タイBLブームの火付け役だという本作の予告を、何故かyoutubeからオススメされ半年経ってようやく視聴。

ゲイの同級生グリーンからの猛アプローチを断るため、主人公タインは大学一のイケメン・サラワッ
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にじいろカルテ(2021年製作のドラマ)

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設定は『Dr.コトー診療所』っぽいけど、全体的な雰囲気は現代の童話。

岡田惠和らしく悪人がひとりも出てこない世界。今みたいなギスギスした世の中だと、これぐらいホッコリするドラマの方が精神衛生上いいの
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俺の家の話(2021年製作のドラマ)

4.0

朝ドラと大河ドラマを経て、持ち味はそのままにウェルメイドになったクドカンドラマ。能、プロレス、介護と色んな要素があったけど、タイトルの『俺の家の話』通りに描かれたのは1つの「家族」だった。

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魔進戦隊キラメイジャー(2020年製作のドラマ)

4.5

久々の王道戦隊。光と闇の対立構造や亡国の姫、喋る乗り物の相棒、タイツ怪人に顔出し幹部。過去の戦隊に登場した要素をこれでもかと投入。

しかしベースは王道でも、レッドの人物造形やチーム観が新しい時代を感
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仮面ライダーゼロワン(2019年製作のドラマ)

3.0

マークし忘れ。
若手俳優陣の熱演もあり個々のキャラクターは面白く、1話完結でお仕事紹介をしていく序盤、終盤戦も面白い。不破さん、天津垓、滅の順での主人公のアルトに対するカウンターとなっている構成も良い
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ウルトラマンZ(2020年製作のドラマ)

4.0

あまりに周りが絶賛ばかりだったので、少し引いた目で鑑賞。近年のウルトラマンの中ではかなり傑作。シリアスとコメディのバランスが良い。

地球語に不自由なウルトラマンの設定や、1話で見られた怪獣のサイズを
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NIGHT HEAD(1992年製作のドラマ)

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研究所から逃げ出した超能力者兄弟が、人間社会でアイデンティティを模索しながら運命と向きあうTVシリーズ。『世にも奇妙な物語』の一篇「常識酒場」をベースにした連ドラ。

サイコキネシスの兄・霧原直人には
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MIU404(2020年製作のドラマ)

5.0

『アンナチュラル』のスタッフ陣が、刑事ドラマの先祖返りとアップデートを同時に行った傑作。

かつての『大都会 闘いの日々』などのように犯罪を起こしてしまった人間に焦点を当てながら、働き方改革やあおり運
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社内マリッジハニー(2020年製作のドラマ)

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マッチングアプリで出会った相手と即日婚。

相手が結婚詐欺師だったらどうすんだ?、と思ったり。営業部のエースと噂され社内でも目立つ三浦さんを、マッチングアプリで知り合うまで春田さんは認識してないもんな
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30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2020年製作のドラマ)

4.0

感触としてはBL版『逃げ恥』。いわゆる「ムズキュン」を、セクハラやパワハラ、ルッキズムなど社会問題を織り混ぜながら描く。タイトルの印象から可も不可もないラブコメや、童貞をいじりの対象にする作品かと思っ>>続きを読む

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必殺仕置人(1973年製作のドラマ)

5.0

シリーズ2作目。前作『仕掛人』は池波正太郎の原作があったが、本作『仕置人』はコンセプトを継承しつつもオリジナル。

本作最大の発明は昼行灯の中村主水。この段階では主人公ではなく、知恵袋的なポジション。
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ウルトラマンタイガ(2019年製作のドラマ)

3.0

最終2話で出てきた地球人が抱く宇宙人への偏見と差別感情を全体のテーマに設定した方が良かったのでは?

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必殺仕掛人(1972年製作のドラマ)

5.0

必殺シリーズの記念すべき一作目。原作は池波正太郎だが原作のあるエピソードは数篇で、登場人物の配置も違う。

仕掛人自身が殺しの的にされる(2話)、二重の殺し依頼(3話)、偽の殺し依頼(4話)など、その
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なつぞら(2019年製作のドラマ)

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北海道と戦後黎明期のアニメスタジオが舞台の「開拓物語」。

ほとんどアルムおんじ役の草刈正雄は、TEAM NACKSメンバーに次いで見事な北海道弁だった。清原翔は発声が北国生まれの人に近いと思う。

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初めて恋をした日に読む話(2019年製作のドラマ)

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深夜の再放送にて。塾講師と男子高校生の恋愛って設定が前番組『中学聖日記』と重なってる気がしてしまい、本放送での視聴を見送っていた。

1話から最終回までを通して、横浜流星の目の表情がものすごく良い。こ
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騎士竜戦隊リュウソウジャー(2019年製作のドラマ)

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4度目の恐竜戦隊。王道を謳っていたが、蓋を開けると変化球だらけ。着ぐるみ怪人はお約束の終盤に巨大化する訳ではなく、怪人が登場しない回もあり、幹部の入れ替わりも激しい。

序盤は少し単調だったが、カナロ
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時効警察(2006年製作のドラマ)

5.0

私の笑いの趣味を決定づけた作品。シロクマの鼻、浪花のモーツァルト、掃除機コードの巻き取りなどなどいまだに覚えてるギャグ多数。

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時効警察・復活スペシャル(2019年製作のドラマ)

5.0

12年ぶりとは思えないくらいキャストの見た目に変化がない。オダギリジョーこそ美魔王なのでは? 一番笑ったギャグは「顔が猪木のよーしとーく」。

話のベースは『砂の器』と『犬神家』か。

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熱海の捜査官(2010年製作のドラマ)

3.5

オダギリジョーと三木聡のタッグなので「時効警察」のようなユルいノリを期待したら、和製「ツイン・ピークス」だったドラマ。丸太おばさんを三木聡が翻案するとチュッパチャップスさんになる。

ユルさを残しつつ
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