性は性でも「ED」をテーマにした今回は、かなりユニークだった。第1期から相変わらず本作品は男性側（ルーデウス視点）の感情を主体に進行していくが、今シーズンに関しては、男性ならではの共感性羞恥にもなる部分が巧妙かつ丁寧に描かれていたからこそ、リアリティを感じた。流石にわかりきったようなオチを先延ばしにし過ぎだとは思ったが、それでも前シーズンのラストと対比させた結末にはカタルシスを得られた。
個人的には、アクションの作画が華やかだった前回よりも、地道にストーリーを積み重ねていた今シーズンの方が好感を持てた。
