少女漫画のアニメ化ですが、男性がみても十分惹きこまれる。
内容は関連ないけど、同じく女性向けながら、男性人気があった「マリア様がみてる」とも何か近い要素を感じました。
女性ばかりのある種閉鎖的な環境の学校が舞台で、絶対的な序列の存在する空間。中高生の女の子同士の友情だったりあこがれだったりが物語の主軸で、極度の男性嫌いのキャラが主人公のパートナー的ポジションにいて、そして少女向けながら構造的にはどこかスポ根的な要素も感じるところなどが共通点かなと。男子禁制な雰囲気が逆に男性(の一部)にはウケそうに思うけどどうだったのかな、女性ファンからしたら邪道な観方かもしれませんが。
ただ、こんなふうにわざわざほかの作品と比較して分析する必要もなく、単純に毎話面白くて、特にそれぞれのキャラクターの過去話はどれも丁寧で秀逸。個人的には薫の回が完成度高くて好きです。山田の話も良いですね！
もがきながらも前を向いて進む、爽やかで熱い青春ものです。これに影響されて宝塚観劇、、というのは男の自分にはハードル高いですが、劇中で何度も登場するロミオとジュリエットを、いい年して読み始めましたｗ
もちろん原作の漫画も読もうと思います。二期をぜひお願いしたい作品です。
