このレビューはネタバレを含みます
前シーズンがすごい良かった
先に言ってしまうと、キャラクター多いけどそれぞれの描き分けができてて
活躍も掘り下げもあり
非戦闘員のキャラクターも全力で事にあたるし、基本子どもたちが主になる作品だが
大人たちもカッコよかったり物語があったり
それらすべての積み上げが
ラストですべて活かされ終着するようにできてる
根底に鉄道だけでなく
何かを好きになることの夢や希望が詰まってる
良い少年向けロボットアニメだな。というところ
今シーズンは
そんな要素が、なくなったわけではない
ちゃんとある。けどどうもグレードダウンしている感じ
おそらくZにもなっている在来線の新システムなど、キャラ設定や展開など違いを作ろうとする割に
敵方シンカリオンの存在自体はいいとして
ブラックとダークと組織も開発者も違うのに意匠が似すぎていたり
これは新幹線や鉄道の歴史や価値観を知らんからなんとも言い難いけど
主人公と最初の3人が同じ構成なこととか
もっと趣向変えたらいいのに。と思うとこが多い
せっかく名古屋や京都支部があるんだから
西を主人公にする手とかあるだろう。と
まあ名古屋人だから思うのかもだけど
単作では決して悪くなかったけど
続編としては少し寂しい印象の作品
主人公が民間伝承や妖怪など謎マニアなのは
日本各地を舞台にする必然があるシンカリオンの物語にマッチしてるのと
自分の嗜好ともマッチしてて良かった