HCLIヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門に所属し、世界の紛争地域でビジネスを展開する武器商人 ココ・ヘクマティアルの一行は世界各地を巡っていた。ビジネスや戦闘の中、ココはある計画を進めていた。
シーズン2になり、話も少しづつ本質的な感じになっていきます。
シーズン1の終わりで何やら雲行きが怪しい感じがしてましたが･･･。めちゃくちゃ銃弾が飛び交うのに、ココ一行は全然被弾しないから油断してたので、あの展開はショックだったなぁ。その後のOPのカットが変わってるのもイイですね。
あとは、トージョーが日本で元上司と駆け引きがあったり、ちょっとネジのハズレたワイリがおもしろかったり。
シーズン2ではココの兄 キャスパーが高頻度で出てきますが、彼及びチェキータのキャラクターもカッコよさと柔らかさみたいなものが共存し合ってる感じで好きです。
終盤でDrマイアミが出てきてから、ココの計画が詳らかになっていき、タイトル｢ヨルムンガンド｣とは何かが分かっていきます。キャラクターたちの心情が深くまで描かれており、ココのこの計画に対する想いやヨナのその後の行動など、説得力があります。この問題に関しては、現代に置き換えて考えてみても、通じるものがあると思います。原作は10年以上前のものになります。そんな前にここまで見据えていたのはスゴいですね。
世界観、キャラクター、ストーリーの展開の仕方 などなど、センスが爆発した作品だったと思います。
