ニドネ

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風のニドネのレビュー・感想・評価

5.0
ジョジョにおいて「運命」については第3部や第4部でも語られていたけど、主題に据えられていたのがこの第5部

運命は強大で抗えない、覆せない
私たちはみんな運命の奴隷

でも、その変えようがない運命に胡座をかいたり絶望して何もしないのではなく、希望のために足掻いて未来へ意思を繋げていく
それが人間の素晴らしさであり、この作品の源流である人間讃歌に繋がってくる...と私は捉えました
ラスボスの能力がその対極にあるというのがとても上手い構成だと思う


今までの部では倒した敵が仲間になったりギャグっぽく終わることが多かったけど、今回はギャングの世界なだけあって殺すか殺されるかの闘いで、全体的に漂うヒリヒリとした空気感もベネでした
ラストシーン含め、5部が今までで一番好き


結局2ヶ月で1〜5部完走したな...
ジョジョを通してポルナレフとかミスタみたいな普段は三枚目だけど本気出すと格好良いキャラが好きなことに気付かされた
ブチャラティは反則、あんな優しくて強くて格好良い男惚れるしかない
さっそく原作読み始めてるけど第6部も楽しみ!!ネトフリ契約しちゃおうかしら
ニドネ

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