ひらまさ

ケロロ軍曹 1stシーズンのひらまさのレビュー・感想・評価

ケロロ軍曹 1stシーズン(2004年製作のアニメ)
4.0
我々が住む地球…その地球を我がものにしようと、侵略を目論む宇宙人がいる!
オカルト好きな小学生・日向冬樹は、ある日姉の夏美と共にひょんなことから自分の家に潜んでいた宇宙人を発見してしまう。
遠いガマ星雲第58番惑星「ケロン星」からやってきたという宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊隊長を名乗る宇宙人・ケロロ軍曹は、日向家を拠点とし地球侵略を目論む…が、本隊の一時撤退により地球に残されてしまったケロロはそのまま日向家に居候することに…!?
果たしてケロロはほかの仲間と合流し、地球侵略を遂げることが出来るのか!?
大人気宇宙人コメディの1stシーズン。

小さい頃見ていたアニメのひとつでしたケロロ!
いつの間にかFilmarksに全シーズンレビューが書けるようになっていて驚きました。
現時点で6thシーズンまで見ているので、大まかな感想とシーズンごとに1話特筆して感想を書いていこうかと思います。

まずは記念すべき1stシーズン!
今で言う妖怪ウォッチみたいなメタ・パロ要素のある子供向けアニメの先駆け的存在じゃないのかなと感じます。
大人も子供も楽しめる要素がある的な意味で…。個人的にはやっぱり1stシーズンが1番好きですね。
ケロロを初めとしたケロロ小隊の個性溢れるメンバーや漫画原作からの面白いエピソード…またこれも性癖を突いてくる魅力的なキャラクターたち!
いや623先輩とか性癖狂わされますよねこれ…石田彰の声は全てを狂わせる…。
1stシーズンは1話から51話にかけて綺麗に構成されているなと感じます。51話も地球からケロロが去っていったら…を感じさせる素晴らしい回でした。

それでは1stシーズンから1エピソード特筆します。
一番好きな回は第31話「ケロロ 帰りたい帰れない… であります」です。
ケロロがネットオークションでゲットしたバイクを吹かして遠くへ行くのですが、実はバイクは不良品で途中で故障してしまい電波も繋がらない山奥へ不時着してしまう…というお話です。
ケロロが帰ってこなくて1番心配したのは夏美ちゃん。
日向家にとって夏美ちゃんは姉兼お母さん的なポジションですが、面倒見の良い性格がこの回でとても出ていますよね。
途中、敵ポジションである宇宙人が缶コーヒーを粋な方法で残してくれるシーンもじーんと来るシーンです。
私自身、たぶん寂しがってるケロロに弱いんですよね。そういう渡辺さんの演技がとても好きなんだと思います。
この回はケロロも部下たちに愛されつつ無事に日向家に戻れる、いわゆる家族愛を大きく感じる回でした。とても好きな回です!
他にも9話のクルル登場回や、11話のテレビ出演回も大好きなのですがこちらはマンガの雰囲気の方が好きだったりもします。

そういえば1stシーズンを見ていた時はガンダム知識ゼロだったので雰囲気で楽しんでいたなあ。
ぐぽ〜んという音、いいですよね。
ひらまさ

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