※原作一部既読
TVアニメ第1期の放送開始から10年が経った2023年、ついに描かれた完結編。
物語の大筋は原作同様だが、アクションシーンや一般人側の描写などの追加、そして結末にもちょっとした仕掛けが。
映像面では3DCGで作られた大量の巨人と作画のキャラを交えつつも違和感のないものに。終尾の巨人の骨の合間に入り込んだときは上空から光が差し込み逆光になったり、移動すると高速道路のトンネル内のような点滅になるのが目に残った。
その他、印象的だったのは道でのアルミンとジークの会話シーン、夕焼けの色が声優の演技と相まって感傷的になった。
制作会社がWIT STUDIOのときにアクションアニメーターとして本シリーズを支えてきた今井有文氏が最後の立体起動アクションを手掛けるのは感慨深い。
長期連載原作でTVアニメも完結まで描かれた作品は数少ない（加えて映像面のクオリティが高いものは尚更）。
制作スタッフに感謝。
