まだ三話だけど期待が持てるロボット・アニメ。ポーの『黒猫』の名前がプルートウ（冥界の王の意味）だったのでタイトルに引かれて見始めたらアトムとかウランとか御茶ノ水博士が出てきて手塚治虫『アトム』が原作だったのかと思った驚いた。浦沢直樹の作画は手塚治虫とは違うけど『ブレードランナー』風で面白い。AIロボットの進化を描いていて現実世界の戦争もオーバーラップさせて興味深い内容になっている。ロボット愛は手塚治虫のものだろうか？今のAIロボットは不安しかないのだが。
結局三日ぐらいで全部観てしまった。ロボットが一体ずつ負けていくというストーリーが上手いと思う。そこで感情が高ぶっていく。そして、一度負けたアトムを復活させるなんて上手いストーリー展開だとは思うが、後半は『エヴァンゲリオン』そのものだった。ゲンドウが似すぎて興ざめする。アトムとの関係はエヴァそのものという感じが。
それだけ影響を与えたアニメなんだろうと思うことにしたが。アトムとエヴァを二つ合わせていいところ取りのようなアニメだった。新しさはないから、観終わった後は何も残らないのはすでに言い尽くされている感じだからだろうか？手塚治虫オマージュ・アニメかな。ウランが可愛く成りすぎていた。
