tabi

PLUTOのtabiのレビュー・感想・評価

PLUTO(2023年製作のアニメ)
3.4
浦沢直樹は代表作は辿ってきたが苦手意識アリ。当時手塚治虫に釣られて単行本で追ってた(が、途中で止めた)。

感情をロボットを通して再認識し、泣けるエピソードに言葉選びも良い。でも1番重要である人間の憎悪の歴史の物語としては、ラストの問いかけが普通なら余韻の残る方法だけど今作では生ぬるく、最終話のせいで全体的にただ感傷的な話になった印象。ゲジヒト達の顔が空に浮かんでくるのとかは白ける。
手塚治虫の時代から人間は何も学んでいないが、それだけに今描くことの切実さをもっと感じたかった。

アトムもデイビットもピノキオって自分の好きな人達の共通点嬉しい。
tabi

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