ニドネ

昭和元禄落語心中 -助六再び篇-のニドネのレビュー・感想・評価

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12話で示唆される事実も含めて皆んなかなり業が深い....個人的にはあの設定で後味が悪くなってしまった
だけどそれもひっくるめて全てを包み込んで明るく生きる与太郎は本当にすごい、落語界とそれに関わる人たちを照らした太陽
立川談志の「落語は人間の業の肯定である」という言葉を具現化したアニメなのかもしれない

八代目八雲の「死神」に始まり九代目八雲の「死神」に終わる構成は見事だった 与太郎が付け加えた最後の一言が、彼がたどり着いた答えなんだろうな
エンディングの歴代助六・八雲の噺にはうるっと来ちゃった
こういう何世代にも渡った物語好きだな....
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