ヴァイオレット・エヴァーガーデンの9の情報・感想・評価

エピソード09
第9話
拍手:79回
あらすじ
インテンス奪還作戦中、ギルベルトは敵の銃弾を受け致命傷を負う。 動けなくなったギルベルトを連れて、逃げようとするヴァイオレット。 さらに敵の攻撃を受けヴァイオレットの両腕は、失われた。 ギルベルトが何度逃げろと告げようとも、ヴァイオレットはその場を離れようとしない。 ギルベルトはヴァイオレットに微笑みかける。 「生きて、自由になりなさい。心から……愛してる」 だが、ヴァイオレットは言葉の意味が理解できず、悲痛に訴える。 「私……わかりません、少佐。「あい」ってなんですか……?」 敗北を悟った敵軍は自らの総本部であるインテンスを砲撃。 崩壊する大聖堂の中に残された二人は、瓦礫の中へ消えていった―――。 ヴァイオレットはギルベルトが無事だと信じていた。 しかし、真実は違った。 瓦礫の中からギルベルトが見つかることはなく、未帰還兵として処理され墓が建てられていた。 ホッジンズは、瓦礫のインテンスに立ち尽くすヴァイオレットを連れて、C.H郵便社へと帰る。 覚悟を決めて真実を告げたホッジンズは、 ヴァイオレットが自らの力で 過去を乗り越えるしかないと考えていた。 このまま自動手記人形でいてもいいのか、生きていていいのか。 それから、しばらくヴァイオレットは部屋に籠り続けた。 そこへローランドが手紙を届けにやって来る。 差出人はアイリスとエリカ。ヴァイオレットが初めてもらった手紙だった。 ヴァイオレットはローランドの仕事を手伝い、市内の家々に手紙を届ける。 配達をしながら、どの手紙にも誰かの大切な思いが詰まっていると感じる。 ヴァイオレットが多くの人の命を奪ったという事実は決して消えない。 だが、その手が手紙を書き、多くの人を救ってきたという事実も決して消えることはない。 ギルベルトがつけた「ヴァイオレット」という名。 その名にふさわしい人になるように、ヴァイオレットは再び歩き始めた。
コメント25件
lho

lho

私がこの作品を見ている2024年現在、『ヴァイオレットエヴァーガーデン』は映画好きであればその評価を知らないものはいないほどの評価を得ている。 かなりメタな推理をしていることを許していただきたいのだが、私はこの評価をもとに、「少佐の死は第13話あたりで語られ、行き場を失ったヴァイオレットが映画で少佐の死を乗り越える」といった感動作品なのではないかと思っていた。 実際はこの段階で少佐の死は知らされ、葛藤に苛まれるシーンが入る。少佐の重傷を目の前にしたかつての彼女は涙を流していたところを見ると、感情が全くなかったわけではないことがわかる。 一方で、涙を流せる少女であるにもかかわらず、第1話では感情が全くない様子が強調されており、これによって、彼女に涙を流させる少佐という存在の重要さが伝わってくる。
あー

あー

2023/08/14 2024/03/26 9拍手 ここから始まる
ベジェリン

ベジェリン

😭
えり

えり

鑑賞日:2024年1月23日
さと

さと

このコメントはネタバレを含みます

タイトル回収 過去の過ちは消えないし、自動手記人形としてやってきたことも消えない
スター

スター

このコメントはネタバレを含みます

今回も、泣けました。少佐の喪失と、戦場での加害者意識に苦しむヴァイオレットが切ない。
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たく

たく

うわっ、絶対タイトル回収されるやつやコレ!って思ったらドンピシャだった
南波六太

南波六太

良かった、良かったよー😭 これでまだ続きがあるのに大助かりやまだまだ楽しむで
平田一

平田一

この回の石川由依さん、子安武人さんはもう名演と断言したって差し支えないと思う。自分が火傷をしていることを自覚したヴァイオレット。そんな彼女に真実を臆せず伝えるホッジンズの二人が実質主人公と言っても過言じゃないですよ。特にラストの二人の会話は涙堪えられなかった。こんなにまで号泣している自分は久しぶりでした。
miru

miru

泣かん人おらん
旅人

旅人

最後のところで感動した。
hikaru

hikaru

爆泣き、この回も本当にいい 今までやってきたことは消えない ドールとしてやってきたことも消えない 生きていていいのでしょうかが苦しい 心からあいしてる。がほんまに良すぎてむり
メモ魔

メモ魔

[あいしてる]を手紙として形に起こしてきたヴァイオレット。その矢印が初めて自分に向いた時、今一度[あいしてる]を貰ったあの戦場を思い出す。その罪が消える事は無いが、その手紙が消える事もまた、無いのだと。 少佐の訃報を聞き、自分の行先を見失ってしまったヴァイオレット。この話はそんなヴァイオレットが、自分が探し求めた[あいしてる]が、身の回りに沢山芽吹いていることに気付き、その[あいしてる]の輪に自分がいてもいいんだと再認識する話だ。 どれ一つとったって、誰かの大切な思いだからな。 届かなくて良い手紙なんてないんだ。 配達員のおじさんのセリフ。このセリフでヴァイオレットは、そんな大切な思いが自分に向けられていることを知る。そしてその思いに応えるため、社長にこう問うわけだ。 [私は、生きていていいのでしょうか。] 生きる気力に満ち溢れたこの問いにホッジンズが涙した理由は、そんなヴァイオレットに自分を重ねたからか。 自分だってまだ生きるに値する人間か分からないんだ。それでも前に進まなくちゃならない。だって [罪は消えなくても、同じく紡ぐ手紙で愛が生まれたことも消えないのだから。] ヴァイオレットが[あいしてる]を知れば知るほど、罪の意識で身を焦がしていく負の連鎖に終止符を打った良いエピソードだった。 一つしこりが残るとすれば、今回のヴァイオレットの立ち直り。まだ少佐に依存してる部分がある事だ。ヴァイオレットは自分が生きていていいのかという問いに対して、少佐の [生きて、幸せになりなさい] [君は、この花の名前が似合う女性になるんだ。] という最後の命令に従うって形で正気を取り戻した。時に主からの命令は、部下にとって従う事こそが至福と感じるものだが、その幸福感によってヴァイオレットが今回立ち直ったのだとすると、やはりまだ依存という匂いが残る。今後ヴァイオレットが本当の意味で自由になる日が来る描写があるのか気になるところ。
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なす

なす

何度聞いても少佐の"心から愛してる"が切ないし、ヴァイオレットを一人の女の子として将来を案じていたの 本当に愛してたんだなあと伝わってきた ドールがドールに手紙を書くの素敵、溢れる綺麗な瞳と美しすぎる涙、見とれてしまいました ヴァイオレットの感情爆発回やった、手紙を貰うのは嬉しいことだと気付いて微笑んでる様子が見られて嬉しくなっちゃった ヤケドを乗り越えて幸せになってね
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うめこ

うめこ

人にもっと優しくなろうと感じた🌿"あなたじゃないとダメな仕事"っていいな☺️ 「境遇がどうであれ経緯や理由が何であれしてきたことは消せない。忘れることもできないだろ。どうするかは自分で決めるしかない。向き合って受け入れたあと。なくしてないよ、何も」 「どれ1つ取ったって誰かの大切な思いだからな。届かなくていい手紙なんてないんだ」
Ri

Ri

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塞ぎ込むヴァイオレット ルクリア(学校の同級生)の兄から依頼 手紙を代筆してきた人のその後が垣間見える
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アンミカ

アンミカ

最終回みたい🥲 ヴァイオレットが人の未来を奪ったことは事実で、でも人を明るい未来に導いたことも事実だもんな... 周りの暖かさのおかげでヴァイオレットは前を向いて歩き始めることができたんだね。
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watashidesu

watashidesu

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涙止まらんな、毎話ボリュームがすごい…作画も神やし始めてもらった手紙も感動。ルクリアのお兄ちゃんの家に行った後に今まで関わってきた人たちの振り返りみたいなんあってまた感動… 最後の「してきた事は消せない。でも、君が自動手記人形としてやってきた事も消えないんだよ。」がもう😭
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ハゲムボン

ハゲムボン

最終回じゃないの?こんなに大満足でこんなにきれいに終わってるのに?
ほたる

ほたる

やばい涙枯れた
れな

れな

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2021/05/21 Netflixで視聴 めちゃくちゃ良い回じゃない???何??? 自動手記人形でいていいのか、生きていて良いのかというヴァイオレットからの問いを聞いたクラウディア中佐の涙に釣られてバカ泣きした やったことは消えないが、送った手紙も消えない あ〜〜なんて素敵な言葉なんだ
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おーちゃん

おーちゃん

最終回か?と思ったわ( ̄▽ ̄;)
アニ

アニ

初めての手紙 直接言えないことも、手紙でなら言える
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ぜにげば

ぜにげば

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スペンサー太った?気のせいか? 塞ぎ込んでいたが、ルクリアへの手紙の代筆を頼まれるヴァイオレット。 新聞に王女が乗っていたり、劇のポスターにオスカーが写っていたり。 今まで出会った人達が映る。 妹に手紙を渡していたり、公開恋文を綺麗に小さなカゴに入れていたり、劇を見ていたり、旅の道中雪山に登っていたり… やったことは消えないが、送った手紙も消えない 素晴らしいな… クラウディアがいい役割してたわ。 火傷ねぇ…ヴァイオレットにばっかりフォーカスしてたけど、同じくらいの苦しみをみんな味わってんだもんなぁ。 踏み出せたな、ヴァイオレット。
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Leaf

Leaf

お兄ちゃん...