T2

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第2期のT2のネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

ハッピーエンドが好きだ そうでないのは受け入れ難い

死ななくてもいい人が死んでるのが辛くて、そうするだけの脚本に苛立ちを覚えたりもした。

死んでほしくないから何度も脚本を書き直したが、結局死んでしまう
これはある映画監督の言葉だが、それだけの必然性はあっただろうか。

これは完全に深読みでしがないが、戦争に死ななくていい人などいないし、少年兵だからと酌量されることも本来ない。そういった世界観が現実に広がっている。
そう読み解くことも出来る。

やくざ者を出さない社会を創るのか、それが成されない世界で己が地位だけを築くのか、永劫続かぬ事が自明の特権を目の届く範囲まで守り切るのか。
その為に暴力を振るうのか、暴力で応えない選択を取るのか。
利己的なのか、利他的なのか。
突き詰めればそれは資本主義と社会主義どちらかということにもなる。

どれだけ時間が流れても誰にも答えが出せない問いに子供たちを巻き込むのは正しかったのか、そういうことを考えるのだと思う。
T2

T2