少し前にサブスクで色々な曲を聴いていた時に、ある曲が耳から離れなくなりました。
終わらない歌を歌おう
クソッタレの世界のため
終わらない歌を歌おう
全てのクズどものために
もうお気付きになっている方も多いと思います。
THE BLUE HEARTSの「終わらない歌」です。
曲自体は前から知ってて大好きな曲です。
今回僕が耳にしたのは、女の子達のカバーなんです。
決してロックやパンク向きの声ではなく。
声優さんが、何かのアニメのキャラクターでカバーしているという体でしょう。
しかし。
これが聴いていると病みつきになってくるんですよ。
終わらない歌以外にもカバーしている曲があって。
夢
青空
1000のバイオリン
人にやさしく
TRAIN TRAIN
リンダ リンダ
って、ガチでTHE BLUE HEARTSじゃないですか⁉️
プロデューサーの意向なのかは知らないけど、
ロックの匂いは全然感じられない女の子達が、THE BLUE HEARTSを奏でるという心意気は、何故なんだか僕にはビンビン響いてきました。
同時にTHE BLUE HEARTSのナンバーは難しいこと抜きに、誰が歌っても心にストレートに入ってくるマスターピースなんだとも、改めて気付かされました。
設定は全く知らないけど、これは是非ともアニメ本編も見たい、と思わせるには充分でした。
という訳で、見てみました
「ローリング☆ガールズ」
都道府県が分割され、再編成された日本。
それぞれの土地は独自の発展を遂げ、また地域間の問題解決や治安維持の為に、各地に自警団が発足していた。
所沢国の自警団「日吉町プロペラーズ」に入隊した森友望未は、攻防の末負傷した平和請負人、マッチャグリーンの意志を継ぐべく、
旅に出る。
同じく日吉町プロペラーズに入隊した結季奈、先の攻防で敵の自警団に所属していたもののクビになり、ヒッチハイクで望未のバイクに乗せてもらうことになる逢衣、旅の途中で現れ、何故か幼い頃の望未達を知っている謎の少女、千綾と共に、4人の旅道中は続く。
バンド結成の話じゃなくて、ロードムービーだったんですね。
とっても斬新なアニメです。
言っても、そんなにアニメ全体には詳しくはないから何ですけど、設定はとっても面白いです。
色遣いがカラフル。
見ていて疲れるぐらいカラフル。
疲れるぐらいの情報量。
キャラクターもたくさんいて、入り組んでいる。
こういう世界観がお好きな方には堪らないのかも知れません。
僕には追いつくのが一苦労。
5話ぐらいまでは勢いで見れたんですけど。
とは言え、後半からだんだん面白くなってきました‼️
色んなキャラクターに愛着が湧いてきて、ラストはちょっと感動。
京都編、広島編、岡山編がよく出来てます。
もうちょっと短く出来たら、個人的に良かったかな〜。
「プロメア」は好きだったので、劇場版ぐらいの長さだったら、最後まで飽きずに見れたでしょう。
期待していたのは、やっぱりTHE BLUE HEARTSのナンバーがどういう形で流れるかということ。
オープニングとエンディング、挿入歌として流れますが、主人公の望未達が演奏するシーンは、オープニングのバックで流れるぐらい。
そうだよ、やっぱりこうなんだよな…。
確かに、メインは「バンドをする」という物語じゃないから、独特の世界観のアニメが描けていればいいんだから、全体的には成功していると思います。
がしかし。
僕はサントラ(ベストアルバム)がとても良かったので、そこに期待しちゃいました。
「ぼっち・ざ・ろっく!」という大傑作を見た後だったので、余計に期待しちゃいました。
まだ未見なんですけど、音楽アニメで人気のあった「けいおん」というのは、面白そうですね。こちらは見てみたいな。
「ローリング☆ガールズ」のアルバムは、
「ぼっち・ざ・ろっく!」と併せてヘビロテ中です。