社会のダストダス

ウィンクス・サーガ:宿命 シーズン1の社会のダストダスのレビュー・感想・評価

2.5
Netflixオリジナル作品。最近まとまった時間を見つけてはNetflixのドラマの発掘に勤しんでいる。映画に比べたら更新頻度は下がるけど、気が付けば10個以上書いていたのか、1個目では最初で最後かもしれないとか書いてたくせに。
ほとんどがNetflixで観れる作品、今後も多分そうなるだろう。

「ハリー・ポッター」シリーズみたいなのをイメージしていたが、どちらかと言えば「トワイライト」みたいなティーン向けという印象。もともとが海外のアニメ原作というのは知らず。むこうでいうセーラームーンみたいなものなのだろうか。

主要の女子5人はポリコレに配慮したであろうキャスティングなのに、男はイケメンが大繁殖している、ハゲとかオタクとかガリ勉にも配慮してくれよ。顔は良いのにおつむが少し弱い人達が多い、この辺の描写は今時だと少しあざとく感じる。

主人公ブルームは可愛いから許せるものの、けっこう思い付きや感情のままに突っ走っていくタイプなので、かなり好き嫌いが分かれそう。「トワイライト」でも思ったけど、この手の作品の主人公のテンプレートなのだろうか。
友達の大切さを学んだだろうし、シーズン2があれば、きっと成長してくれているはず。

ブルームは最初大して魔法使えなかったのに、いつの間にかメラゾーマ連発しまくってるので、途中で何話か見逃したんじゃないかと思った。
ブロンドのお姉さんのステラは何やらすごそうな設定なのに、透明になる以外は特に何もしてなかった。次シーズンがあったらピカピカの実の能力が覚醒して、「すぐ死ぬよ~」とか言いながら、敵を塵に変える勇姿を見たい。

全6話なので割とあっさり見終わった、テンポはいい。ただ、各話の内容は他のNetflixオリジナル作品と比較すると浅いというか、続編を意識してなのか含みを持たせ過ぎなのが気になった。あとNetflix作品の割にはお金かかって無さそうと感じてしまった部分がちらほら、そこまでヒットすると思ってなかったのかな。