このレビューはネタバレを含みます
WOWOWオンライン試写会にて1話を視聴。オムニバス形式で3人のゲストが出演する。
主人公の16歳の誕生日に起こった不思議な体験。どこからともなく流れ出すノイズ音と共に聴こえるラジオ番組のような流暢なDJは、ちびまる子ちゃんの声優でお馴染みのTARAKOさんの声と共にある番組が脳内に流れ出す⁉︎
ぐちゃぐちゃになったカラフルなバースデーケーキに、どことなくレトロ感漂う カラフル且つ誰かに馴染みのあるような主人公の部屋。ここまでの映像だけで、どことなく専門学校時代の友人の製作した作品⁉︎と間違えるような冒頭のテイストに監督は同世代?と思ってしまった。(実際私よりやや下だった)
1話は「女ってなに?」
この言葉をどうやら、主人公は無意識に口にしたらしく、そこから どこからともなく合言葉としてFM999 999を受信してしまったらしい。
つまり、16歳という女性にとっては婚姻可能なある種の少女から女性へと変わる日に巻き起こった出来事。
突如、映像はイヴなる女性。どうやら宮沢りえらしい。
宮沢りえは、個人的には小学校の高学年で彼女が演じてたドラマ内で着ていた紺色ダッフルコートと学生服姿がかわいらしすぎて、母に同じようなダッフルコートを買ってもらったっけ?
「紙の月」や、「湯を沸かすほどの熱い愛」の演技が素晴らしかっただけに、わからなかったのは残念に思う。
彼女が歌うのは 「一番目の女」
ただ、イヴなる女性は確かにアダムありきやアダムの子を産む女性でいなきゃいけないのだろうか?たまたまだったのかも?というような意味合いならば、昨今のジェンダー問題や、フェミニズム、ミソジニーなどまで、後々エピソードで掠るのか?
などと思った。
次に、「毛皮のコートを着る女」
メイリンを初めて観た。コレは、寄生するタイプを揶揄しているのだろうか。
そしてラスト「そこだけ雨が降る女」
これを演じているのは栗原小春だ。
ただ、彼女といえば類稀なる全身を使うダンスの表現力だと思うのだが、ただただ
前者同様に歌うのみ。しかも、そこだけ雨が降るゆえにポンチョに雨傘で佇み歌う。
贅沢な使い方だな。
この3本立てで1話は終わる。
2話のテーマは 女と労働 女と恋 女とかわいい …と続くらしい。
地味に気になるテーマと予告に
まさかの八代亜紀。そこだけ雨降る女になりたいような雨乞いSONGが浮かんでしまう。
試写会は1話のみ。全10話のうち、私は
他に出る人知らずに モトーラ世理奈さんを「東京デザインが生まれる日」以来、気になって応募したのだが、WOWOW加入していないから観れない。アマプラならないかなぁ、TVerでもいいんだけど。
ラインナップに、西田尚美、ともさかりえ、眉村ちあき、坂井真紀、MEGUMI、坂本美雨は楽しみだ。
ある意味、贅沢な使い方だが、せっかくなだけに、面白いといいのだが。勿体ないなぁという感想じゃないといいけど。
女性の世界は宇宙の如く、遥か彼方まで続く人生いろいろだよね。
私もそうだが、全世代の女性よ、色々な事があっても、時に立ち止まっても
元気に逞しく生きようではないか。
このような試写会面白いですね。ありがとうございました。また、応募してみたいです。