リアルタイムで全く見ることなく終わったのでようやく。吉高由里子の演技力の高さと来たら…表情ひとつひとつがお見事でずっと見ていたくなる。
…なんだけど
不要な匂わせ大渋滞グランプリ2021大賞受賞作ですか、これ！？笑
…途中まですごく面白く見れたのだけど
…ラスト2話酷い
…脚本、素人にチェンジしたんか！？
匂わせられる要素とにかく匂わせまくって全然あっと驚かない結末。むしろ「でしょうね、1話から感じていました」的結末に涙(もちろん感動ではない)
※以下ちょっとネタバレ
特に笑えるレベルは岡山天音の超絶無駄遣い。あんな役なら要らんじゃん。途中から松下洸平を疑って上京までして来るくだり、あれ要るの？
→キーパーソンにするつもりが脚本の都合で変更、御役御免になったんでしょうねぇ
田中みな実と薬師丸ひろ子は過去に確執があった風な匂わせして結局何も描かれない。
→田中みな実の新境地としたかったんだろうけど尺の都合で追い付かなかったんでしょうねぇ
津田健次郎演じる刑事は相当な裏があると見せかけてただのペラい出世欲の塊。
→警察も関わってるのか！？とバズらせたかったんでしょうねぇ
主人公の兄役奥野瑛太、何かやらかす、何か裏があると見せかけ最後まで見せ場ゼロ。不要論。
→当初は主人公との確執を描きたくて起用されたんでしょうねぇ
極め付けは及川光博キャラ迷走問題。もはや漫画だよあの役。
→当初は主人公に立ちはだかる強敵と言う設定だったんでしょうねぇ
ついでに言うとなんで吉高由里子は女社長なのにしょぼいアパート住み続けてるのか全く理由が浮かばない。質素倹約家には見えないブランド物と思しきお召し物にバッグたち。
大事な大事な弟が10年近く行方不明だったけど、実は母親らが面倒見ていたとか言う設定も安易。10年もあれば気付くだろ。どんだけぼんやり過ごしてんだよ、おい。
8話までは完璧。どんなドラマティックなクライマックスが待ってるのかと期待してたのに非常にチープな着地。ミッチーにげんなりするし。
…これだから日本の連ドラは。
フォローするならば、この内容は韓ドラみたいに60分×16話くらいで描くと丁寧な作り込みが出来た気がする。45分10話には不向きだったかな。ヒロインと大ちゃんの絆以外、荒が目立つったらない。
