『マーベルズ』の鑑賞迷っていて情報読んでいるうちに、ヒロインがパキスタン系アメリカ人ということに気づいて鑑賞を決定。
内容はMCU関連では平常運転で最初は可もなく不可もなし、だったのが、ヒロインがすでに引退したインドの名女優ザイラー・ワシームちゃん(『ダンガル』、『シークレット・スーパースター』に出演)にそっくりでその上愛嬌があるのと、パキスタンを舞台にした第4話・5話で両国の大スターが出演している上に格調が高くなり、それ以降の話の運び方もとても良かったのでスコア高めになりました。
すでにインド映画には出なくなったファワド・カーンさんとインドのスター、ファルハーン・アクタルが同じドラマに出演してるなんて夢みたい。
ファルハーンさん、意外にアクションいけてました。
お二人はインドパキスタンではあまり濃くないタイプのイケメンの代表なので、濃いお顔苦手でインド映画好きの方は4話5話だけでもご覧になると楽しいかと思います。
あと、パキスタン映画はあんまり日本に来ないので、分離独立でインドからパキスタンに逃げた家族のその後って、あんまり娯楽映像ではみないのでちょっと貴重かも。
登場人物のダンスも、『エターナルズ』のキンゴよりはちゃんとしてました。(にしてもシャールク・カーンとキンゴが同列に語られるのはMCUワールドならではですね。)
全くの余談ですが、こういうの見ると、なんだかんだ言っても英米の人たちって、インド人よりパキスタン人の方により親近感持っているような気がしてしまいます。宗教も近いし、垣根はひくいよね、やっぱり。
しかし、行った先でできることの自由度が全然違う元英国領インド出身のイスラム教徒のみなさん。やっとこういう作品が出てきて良かったな、と思うと同時に、こういう眼差しが欧米からはパレスチナには向けられるのにはまだ時間がかかりそうだな、と思うとせつなくなります。
で、『マーベルズ』ですが、いずれ見るのは決定ですが、アクションではなく物語を見たいので、配信までまとうかな、という結論に達しました。