完走しました。
シーズン4はまたシーズン1に戻った感じで少し冗長でしたが、物語の大枠がわかってきたので耐えられた感じ。
ベースにキリスト教的なものがあるようだけれど、同様の他のドラマや映画より他の宗教信じている人たちも視野に入れているのでグローバルで意外にも見やすかった。
新約聖書的にはユダの役割であろうイラン系のイーガンの扱いが特に感心したところ。
にしても3からその気配は見えたけれど、色々なリーダータイプの人たちや政府関係者との争いと主張がアンジェリーナを除いては結構どっちもどっちで主人公のベンの暴走が目立ってきて少し疲れた。結局一番冷静だったのは副操縦士で、そこそこまともだったのがジャレッドとエイドリアン。
作品のテーマとしては、ネタバレになるからどれかは自粛、の旧約聖書のあるエピソードや古代の伝説をベースに、828便の乗客のエピソードを見せていくことだったんだろうけれど、コロナ禍の影響や視聴率の問題による打ち切りなどで、そこらへんきちんとやらなくて返って良かった気もする。
まあ、でも、その場合ストーン家の頑固なメンバーのドタバタをあまり見なくて済んだだろうからそっちの方が良かったような気もする。
ただ、コロナ禍がなかったらもっとワールドワイドな展開や映像を楽しめたはずなので、その辺は残念。
というわけでスピンアウト期待しています。
お気に入りの登場人物は、サンビ、ミカミ、イーガン、グプタ博士、TJあたりかな。
ミカエラは最後3話ぐらいでやっとすこし共感できた感じ。
ジャレッドはとことん生真面目な普通のできる男性でそれ以上でも以下でもなく、理想化されてないところがいいと思った。
このドラマ、シーズン4を流し見して、結末を少し丁寧に見て、最初に戻って面白いところだけ丁寧に見るという見方をすると筋的には効率的見られそうですが、それだとファミリードラマ的な面白さは味わえないので最初から丁寧に見た方が結局はお得かな?
ファンタジーとして見たいとか、恋愛や家族ドラマはめんどくさい、という方には、シーズン4から始める上の見方をお薦めします。