たぬぎざ

ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え: パート2のたぬぎざのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シーズン1.2を見え終えて。キャスト、描写、演技に関わるネタバレあり。ストーリーのネタバレはなし。
【良かった点】
・本家の全シーズンにおいて描かれていた各ポイントを短いシーズンの中でうまく融合させていた。
・アクションシーンの臨場感あり。
・アジアらしくというのか、無駄な性的描写や役同士の関係性が省かれており違和感がなかった。
・朝鮮半島のもつバックボーンを生かした設定にうまくリメイクされていた。

【悪かった点】
・本家ほどに惹き込まれる内容ではなかった。これはストーリーというよりも監督の撮り方の問題か、展開の持っていき方、伏線の回収の見せ方等にパンチが足りなかった。本家がビールならこちらはノンアルコールビールのような物足りなさ。
・強盗メンバーの各々の過去、今回の強盗に至るまでの準備段階、関係性、描く尺がなかったのか、そこが少なくひとりひとりの役に感情移入しずらい。
・教授のキャラ、演技がやや弱い。真に迫るものが感じられなかった。
・ヘルシンキが小さくて迫力がない、むしろかわいい。
・所長がややユーモア寄りに偏っている。もう少し意地汚さがほしかった。
たぬぎざ

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