このレビューはネタバレを含みます
去年一回一周したけど時節柄思い出してしまったので今感想だけ書く。
自己評価の低い自分でも社会に積極的にアクションを起こして行って良いんだって思えたドラマ。毎回流れる当時流行ってたサブカルめの曲がまじで自分の趣味とドンピシャで胸熱だった。第二話のフラワーカンパニーの深夜高速が一番好き。いつまで経っても高校の頃の思考から変わろうとしない藤本と、同じ幼馴染だけど大学に入ってからすっかり女の前での立ち振る舞いを身につけた島田の対照が去年の自分ににはめっちゃ身に染みて辛かった。
このドラマの主題から分かるように、ゼロ年代の頃って今の100倍くらいオタクとかインキャ、モテない奴がかなり虐げられてた時代だったけど、だからこそメインカルチャーに対する反骨精神を持った映像作品や音楽がたくさん生まれて、未だに鬱屈した感情を持つ自分にとってその時代の空気感って今より居心地が良くて憧れるちゃうんだよなぁ。ゼロ年代好きな人身近にいないかなぁ…
