このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
ただ復讐していく話としか認識してなかったけど、軍人としてと、父親としての主人公の側面や、誰が仕組んだのか？というミステリー要素が最初は面白かった。
だが、脳に異常があることや、記憶と記録の違いという描写に、信用できない語り手っぽく、そして、手がかりからグルだと思ってNCISの男の寝室に忍び込んだところで、なんか陰謀論者っぽい思考だなと思ってしまった。合ってたから良かったけど、間違ってたらただの頭のおかしい奴。
侵入の手口や、相手の追い詰め方、観察、追跡、拷問、尋問などは面白かった。
けれども、主人公に対しては最後まで共感出来なかった。理解は出来るけど、あまり応援する気にはなれなかった。
長官もグルだと思ってた。自殺という手段に出たのは意外だったが納得。
友人のベンは生きていて欲しかった。1話で主人公が帰ってきた時に迎えにこれたのはそのため？
様子のおかしさはわからなかったので、そこらへんの苦悩や匂わせのセリフが欲しかった。あったかもしれないが見落としてる。
FBIが見逃すのもよくわからない。殺人という罪は、死人にも適用されるのでは？
主人公のリースが最後まで私怨で動いていたのは良かった。じゃあ、自爆テロを強いられた父親の家族に殺されても文句は無いだろうな？と言いたくなる。
シーズン2あるらしいけど、ここで終わりで良いと思うんだが。
