先生

贖罪の奏鳴曲の先生のネタバレレビュー・内容・結末

贖罪の奏鳴曲(2015年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

駆け込み。面白いよ!と聞いたので見てみた。原作者の中山さんは名前は覚えてるけど、作品は見たことがなかったので、この機会に触れられて良かった。面白かった。

御子柴弁護士はどんな人間なのか最初はわからなかったが、少年院時代に更生して贖罪で生きてるとわかって良かった。死体の始末はするけど、良い人。逆に刑事は、ねちねちに嫌がらせしたりしてきてやなやつだった。最後は誤解してごめんって言ってて良かった(言ってない)

雑誌記者の死。医療機器による死。その発端の材木の死。と、いろいろ謎について考えられて面白かった。

車イスの人間には人を殺せないという誤断が良い。携帯のところはわかりやすいけど、法廷で立証するところは面白かった。
雑誌記者の死も、死体の始末だけで御子柴なのか?と思ったら車イスの子。しかも、押し付けて殺したんじゃなくて、自分から触るように仕向けたのが良かった。あれ、自分が自殺するならどうやって?と考えてたやつかなと感じた。だからすんなり用意出来たのかな、と。工場一人で切り盛りするの大変そうだったな。

最終的に、車イスのお母さんは心が壊れちゃうし、御子柴は電話しても実の母親と会話出来なくて切っちゃうしでビター。でも面白かった。
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