"正義とは何だ、誰が正義か。"
"国家のために立ち向かえ。"
introduction
国家の安全を揺るがす若きテロリスト集団、新興宗教、元特殊部隊員らによるテロ事件が多発する日本。それを未然に阻止するべく各分野のプロフェッショナルでありながら個性豊かなメンバーによって極秘に結成された警視庁公安部公安機動捜査隊特捜班、通称 特捜班。善と悪が交錯する混沌としたこの国で、互いの正義が激しくぶつかりあう。すべてはこの国の未来のために…。
「SP」、「BORDER」の金城一紀が
原案・脚本・アクション監修を務め
小栗旬と西島秀俊がW主演した本格的アクション・ドラマ。中でも現実世界と同じく銃が使えないのを逆手に取り警棒や東南アジアの近接格闘術シラットを使ったハイスピードアクションシーンがウリ。
特に第8話のワンカットアクションシーンは賞も受賞したほどまるで映画並みのクオリティに仕上がっている。
脚本も流石金城一紀氏。公安側、テロリスト側どちらが正義なのか視聴者に訴えかけるシリアスかつリアルなストーリーとなっており、より一層見応えがある。
これが夜9時に地上波で放送されていたとはにわかに信じ難いアクションシーンと日本ではなかなか扱いづらいが実際に起きても不思議では無いリアル路線かつ骨太な内容。見終わったあとに考えさせられる、まさしく後世に語り継ぎたいテレビドラマである。
