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還魂: パート2のバナバナのレビュー・感想・評価

還魂: パート2(2022年製作のドラマ)
3.7
パート1の20話の怒涛の大どんでん返しのから3年後の世界の『還魂 パート2』です。

パート2では、コ・ユンジョンが女刺客ナクスの魂を持った鎮妖(チンヨ)院の長女チン・ブヨンとして登場します。
今回は、お茶目なムドク役のチョン・ソミンは回想シーンでしか出てきません。
パート1でナクスだったコ・ユンジョンは、キツ目のメイクと黒をベースの衣装で、キリリとした恰好良い女剣士だったのですが、パート2でのブヨンは深層の令嬢なので、ほんわかした感じの美人になっているけれど、ちょっと物足りない印象です。

結局パート1の最終話で、4家にかなりのダメージを与えたチン・ムの一人勝ちで終わってしまってからのパート2は、
ウクのダメージが強過ぎて、もう人格が完全に変わっちゃってます(汗)。

パート2の前半はパート1の様な剣劇や策謀がほとんどなく、まるでコ・ユンジョンのPVか、という様なノッタリとした展開でした。
ようやく4話の皇后主催王室園遊会から物語が動き出して面白くなりましたが、何分1話が75分~80分あるので、4話に入るまで話が同じところを行ったり来たりだったので、しんどかったです。
ここを短くしていたら10話でなく7話位で終われたのでは(-_-;)。

後半は、ユルの身体に入ったままだった血虫の後始末や(ソイ役のソ・ヘウォンさん、むっちゃ芝居上手くて泣かされた)、
ウクとナクスはどうなってしまうのかでロマンチックに盛り上がりましたが、最終話が1時間25分と長く、またどんでん返しがありましたが、無事今シーズンで完結してくれました。
結局ブヨンの父親は誰か分からず仕舞いだったけど、200年前からのカルマという事でええんかな。
まあ松林が再興するそうなので、次の世代のお話をまた幾らでも創れそうですけどね。
面白かったけど、一気見は辛かったです(^-^;。
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