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ウ・ヨンウ弁護士は天才肌のBaadのレビュー・感想・評価

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022年製作のドラマ)
4.5
自閉症スペクトラム障害をもつ弁護士の奮闘記。
大手の法律事務所を舞台としているため、韓国社会の上流に近い階層の人たちも含めてのドラマが見られるので、面白いだけでなくためになる。

脚本がとてもよく出来ている。親の気持ちと子供の気持ちのすれ違い、のような部分がサラッとうまく表現できていて感心した。

とりあえず今公開されている八話まで一気見。続きが楽しみ。

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14話までみました。
このエピソードの最後で、純粋な若者たちvs.色々裏ありすぎの親世代、みたいな形になってきましたね。
最初はここまでヒットすると思っていなかったので色々な要素を詰め込んだのかもしれませんが、所長まであれ、は、やりすぎの気がしました。
後2話で収拾がつくのか心配です。

腹黒策士と直属の上司が物語の鍵を握っているとみた。

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最後まで見ました。
最終話、前後編連続で、16話は少し時間延長があった感じですね。
ヨンウの母のスミ対ハン所長&ヨンウの父、という対立構図があるようですが、最後まで見てもテ・スミがそこまで悪い人には見えなかったのね。
この辺のところは韓国社会を知らないとピンとこないところなのかしら?
ひょっとして学生時代の父はジュノさん並みの人気者だったとか?

15話は少しもたもたしていましたが、やっぱり腹黒策士は変化がありました。あと、意外にもハン所長が🗝を握ってました。

16話での締めかたはちょっとアクロバティックな感じもしましたが、メインキャストは誰も傷つかなくていい終わりかた。テ・スミの息子の能力とか、ハンバタでの人間関係の変化とか、第二シーズンに膨らませられそうなネタはたくさん撒いてあった気がしましたが、次のシーズンなくてもそれはそれでいいような気がしました。
あと、息子のセリフから、韓国社会の差別構造そのものも扱われそうで興味があります。(これは韓国ドラマや映画見慣れている人ならおなじみなのかもしれませんが・・・)

とにかく従来の口当たりの良いラブコメ込みのお仕事ドラマの域をすでに超えていることは確か。それでいて見やすい。

2年後、このままのメンバーで続編ができたら嬉しいですが、交代があったとしても、テ・スミとハン・ソニョン、チョン弁護士、スヨンは魅力的だったので続投してほしいな。あとは人が代わってもいいです。
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