長澤まさみ主演で観ようと思っていたドラマ。月曜22時の枠は重たい内容多いなぁと思っていたけど、今作も取り扱っている題材がかなり重ためだった。
冤罪事件の真相究明。事件について疑問に思う部分がいくつもあるのに、犯人と思われる人物が自供したため解明されていない。少し事件を調べただけで感じるような違和感を丁寧に描いていた。
長澤まさみ演じるアナウンサーの浅川と、眞栄田郷敦演じるディレクターの岸本が少しずつ真相に近づいていく姿はすごく明るいものとしてそこにあった。
真相に近づくたびに観ている側の気持ちも高揚するし、とても良い演出だなぁと感じるところもあったけど、それを報道することの壁が大きくてつらいと思う部分もたくさんあった。
バラエティ番組が切り取っていい話題じゃない。もう判決出てるんでしょ。そんな言葉の中、2人が向かっていく先を観るのが楽しかった。
あとはエンディングがすごく良い。好きな人が歌っていたのに途中まで気が付かなかった...とにかく良いです。
