コーディー

わずか1000ウォンの弁護士のコーディーのレビュー・感想・評価

わずか1000ウォンの弁護士(2022年製作のドラマ)
3.9
貧しい人々でも僅かな受任料で依頼を受けるジフン弁護士。ヘラヘラと胡散臭いけど常識破りな戦術で弱者を救っていく爽快さと、中盤以降語られるサングラスの下に隠された真実。
そんな緩急の効いた展開とナムグン•ミンの変幻自在な演技が見事に絡まり、楽しかったです!

弁護士が主役やけど法廷シーンはそんなに無いし、特に序盤はコミカル過ぎて心配になったりもしたけどw大手弁護士事務所代表の孫娘マリが試補としてジフンの事務所に派遣されてからはチーム感も増し増しで楽しかったし、そこから急にシリアスになる過去編など、飽きの来ない展開のバランスも絶妙でした。

まあ過去編を丁寧に描いた割には終盤が呆気なかったのは少し残念やけど…それでもジフンとマリ、そして事務長と3人の絆も素敵やったし、彼らだけでなくチェ◦デフンやコン◦ミンジョン演じる愛すべき検事たちの見せ場もしっかりあって最後まで楽しめた。
てかマリ役キム◦ジウンがひたすら可愛い!

韓国では視聴率めちゃくちゃ良かったみたいやけど、制作と作家の間でトラブルがあったらしく、14話予定が12話になったらしい。
だから終盤なんか駆け足気味に感じたのかな〜
そうなるとシーズン2も厳しそうやけど…淡い期待を抱いて待つ!