庭のある家のはなのネタバレレビュー・内容・結末

サスペンスものとしても面白かったし、女性達の生き方についてのメッセージ性もあってとても良かった。

キャスト陣みんな演技力がはんぱないんだけど、イム・ジヨンさんが素晴らしかった。
微かな表情の変化にも釘付けになってしまうし、言葉ひとつひとつへの感情の込め方がすごくて圧巻。
警察署から出てすぐに、食堂でジャジャン麺をがっつり食べるシーンはもう見ていて気持ちいいくらい。
お母さんとのやりとりは切なかったけど、二人の間には確かに愛があった。

終盤、ジュランさんが自分の心を優先し始めててジーンとした。
弱い人間なんかじゃない。そう思わされていただけ。誰かの保護なんてなくても、しっかりと生きていける。

ラストの自分らしく生きる二人がとても美しかった。幸せでいてほしい。