このレビューはネタバレを含みます
今までウルトラマンと言ったら昭和派?平成派?って聞かれたら迷わず昭和‼︎って答えていた自分の心が初めて揺らいだ作品。
中でも第9話の『ニセモノのブルース』は別格でウルトラマンレオで登場したババルゥ星人の別個体で能力は同じくニセウルトラマンに変身。
しかし、そのババルゥ星人がたまたま子供たちを救ってしまいます。初めて子供たちに慕われ正義の味方もいいものかも...と心が揺らぎ始める描写がとても上手い。
悪い星人の中にも、こういった星人もいる。皆、悪と一括りにしてはいけないのだなと改めて思えた作品でした。
あと、初めてヴィランが固定で登場するようになったのもこの作品から。
もともと正義のヒーロー目指していたジャグラスジャグラーの存在が何よりもでかい。
第23話『闇の刃』の
ジャグ「な、なんだこの力は!?」
ガイ「お前が捨てた力だぁー!」
は涙がでた。
また、先輩ウルトラマンに敬意を表し、さん付けして力を借りるアイディアも素晴らしく子供たちにも是非見てほしい。
間違ってもジライヤに敬語を使わないニンニンジャーのようにはなるなよ。絶対だぞ。
そして、生まれて初めて夏のウルフェスに行きました。間近にウルトラマンがいる幸せに感動。
ステージではクレナイガイ役の石黒英雄さんが登場するとき、僕ら観客にタッチしながら登場するの嬉しかったなぁ。端っこの席で本当によかった。
クレナイガイ、ウルトラマンオーブがピンチになったとき、本気でみんなが「がんばれぇぇえ!!!!ウルトラマンオーブ負けるなぁあ!!」と応援、叫ぶ一体感は忘れられない。
ライブステージのDVDも発売されていますが、あの熱量はステージに行かないと絶対にわからない。