世代だからクドカンの地上波ドラマはほぼほぼリアタイしてたけど、今回は今の時代がテーマなので、この作品を見てどのくらい影響が出るのか、SNSではどんな批判が出るのか、賛否の喧騒をリアルタイムに浴びながら視聴できたのでリアタイして良かった。あと10年20年先にこの作品がドラマ史でどういった立ち位置になるのかとても興味がある。SNSの描き方でさえここ10年でかなり変化した。河合優実は邦画界で着実にステップアップしてきたが、今作で完全に見つかった感がある。八嶋智人や山本耕史などこれまでクドカン作品のイメージがない出演でも、違和感なく作品の骨組みになっていたのは新鮮な驚き。ミュージカルシーンが次第に番組の歌コーナーにスケールダウンした気がしたのは勿体ないと感じた。本当はこんなとこに感想を上げる前に、もっと作品と向き合って吟味して浸る時間の方が大切なんだろうな。
