Rain

さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~のRainのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第119回ドラマアカデミー賞
2024年1-3月

主演男優賞 西島秀俊 投票!



1話の目を瞑った横顔(晴見フィルに即興で音をならそうと提案したシーン)を見て、一気に引き込まれてしまい、西島さんに投票しようと決めていた。今期は9つのドラマを観ていたが、最後までこれがゆらぐことはなかった。

ポンコツオーケストラが奮闘するという展開はリバーサルオーケストラを思い起こさずにはいられないもので、少々不安もあったけれど、俳優陣が安定していたおかげで、お決まりなわちゃわちゃ展開かと思いきや、奏者それぞれの事情が意外に地に足がついていたのがとても好感度が高い理由になった。

特にaftersun 以降、父娘ものに弱くなってしまった私にはとても響いた。

人から羨ましがられるような舞台に立ってる人でもその人なりの苦労があって、家族はみんな事情が違って、交わりながら変わりながら支え合ってるんだなぁと、とても良い作品でした。
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