スコットランドの作家/俳優/コメディアン Richard Gadd(リチャード・ガッド)の実体験をベースに、本人が製作総指揮/脚本/主演を務めたユニークなNetflixドラマ。面白かったです。
売れないコメディアンのドニー(リチャード・ガッド)が働くパブのカウンター席にやって来た寂しそうなぽっちゃり女性マーサ。自称・弁護士だが金を持ってないという彼女にドニーが紅茶を無料で提供したのをきっかけに、マーサは毎日店に通ってくるようになる。
彼女は前歴のあるストーカーだったのだ・・・
マーサが一方的にストーカーになるのではなく、ドニーに彼女を受け入れる素地があったことからの2人の奇妙な関係や、その後ドニーに巻き起こる様々な出来事から彼自身がセクシュアリティ(性的指向)を自覚していったりと、複雑なストーリーに仕立てた7話。
どこまで脚色されているのか分かりませんが、山ほど溜まったマーサの留守電への行動など、人間って不思議だよなぁと、改めて。
タイトルはマーサがドニーに送り付けるメールで出てきますが、最後にその理由も明かされます。
