バナバナ

隠蔽捜査のバナバナのレビュー・感想・評価

隠蔽捜査(2014年製作のドラマ)
5.0
なんと杉本哲太が東大出の警察のエリート官僚役をしています。
しかし彼は自閉症スペクトラム症の人らしく、頭はすこぶる良いけど融通は利かない。
家庭では子育ては妻に任せきりで、年頃の娘や受験生の息子と上手くいっていない。
しかし、彼は融通が利かない分、自分が正義と思うことを通してしまった為に、所轄の警察署長に左遷されてしまうのです。
(何分、元は警察のエリート官僚なので、左遷されても警察署長です)

しかし、警察署長に格下げになった彼は、水を得た魚の様に、同期である本庁捜査一課の刑事部長・古田新太とバディを組み、自分の管内で起こった事件には、例え警察にとって不名誉な結果となったとしても、とことん正義を貫き通して事件を解決していくのです。
これがすこぶる気持ちがいい!

『鎌倉殿の13人』では、自分が付いた側が必ず負けてしまうという、疫病神の叔父さん役を演じていますが、
こういう格好いい杉本哲太も、たまにはいいかもw。
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