こさむ

仮面ライダー剣のこさむのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダー剣(2004年製作のドラマ)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

各種族を代表する怪人・アンデッド。
人間に危害を及ぼすアンデッドを止めるため、対アンデッド組織・BOARDによってライダーシステムが開発された。
ライダーシステムの適合者である剣崎と橘は、仮面ライダーに変身して闘う。
その闘いの意味も知らずに。
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一万年前、アンデッドは次の時代の支配者を決める闘い・バトルファイトで生き残るために争っていた。
優勝したアンデッドは願いを叶えることができるのだという。
現代にアンデッドが蘇ったのは、研究者たちが功を急いたせいだと思われた。
だがアンデッドが蘇ったのは、BOARDのトップに立つ男の仕業だった。
野望を叶えるために自分がアンデッドになりバトルファイトの優勝者になろうとしたBOARDトップの企みは、剣崎達によって阻止される。
最後のカテゴリーエースアンデッドもギャレンによって封印され、残るバトルファイトの資格者はジョーカーのみとなった。
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結果的にジョーカーが優勝したことになり、どこからともなく飛来した黒い怪人達が人類を襲い始める。
ジョーカーが優勝したことにより、全ての生物は絶滅に追い込まれようとしていた。
ジョーカーである始を封印するしかないという結論に至る橘・睦月だが、剣崎は始を救うことを諦めなかった。
剣崎はキングフォームで戦闘を重ねることで、人間でいることを捨ててジョーカーに変貌した。
ジョーカーが2体になったことでバトルファイトが再開されるが剣崎は闘いを拒む。
剣崎はベルトを捨て、始たちの前に2度と現れることはなかった。


主要人物がみんなキレてて観るのが辛かった序盤。
前半とは別人のようにキャラが穏やかになる後半。
それでもスパイダーに長期間支配されすぎの睦月。
アンデッドが解放された理由が徐々に変わっていくストーリー。
ジョーカーが2体になってバトルファイトが再開されるのは、裏技というかバグ技のような感じがする。

剣崎と始……離れずにそのまま暮らすことは出来なかったのか。
始はワイルドカリスの力を手に入れたから暴走しなくなったと思ってたけどそうじゃなかったのか。
自分の理解が足りないのかもしれないけど、ハッピーエンドに出来た話のような気がしてあまり納得できないラストだった。

オンドゥル語は正直こじつけみたいな語録が多すぎるけど、橘さんの「たとえこのボードでも!」と「あんな悪人なぜかばう!」は本当に聞き取れなかった。
ブレイドの変身ポーズとカリスのデザイン、剣崎・始の関係性が良かった。
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