西部劇だと思っていたら
現代が舞台の西部劇でした。
第1話を見終えてゴッドファーザー
みたいだなと思いました。
開拓民として牧場を経営する
主人公のダットン家、
かつての自分達の土地を取り戻したい
先住民たち、
土地を買い、住宅地やリゾート開発を
進めたい都会の実業家の
仁義なき戦い。
そこに政治家や警察、マスコミが絡み
複雑に思惑が絡み合ってくる。
でもより深みがあるのは
そこに親子の憎愛や
血の結束や呪いなどが
加わってるからだろう。
そこにモンタナの雄大な自然、
容赦ない自然が横たわる。
ケビン・コスナー演じる主人公
ジョン・ダットンは
過去を悔やみ、子供や孫の幸せを願い
牧場を守るために戦っているが
それがうまく伝わらない。
彼の息子たちや娘も彼の愛を
求めているけれど報われない。
先に示した牧場、先住民、開発会社が
妥協点を見いだせないのと似ている。
これでもかと重なるトラブルと死、
複雑に絡み合う不幸の連鎖から
目が離せなかった。
とんでもないところで
シーズン1は終わったので
続きが気になります。
