映画の方に時間を全振りし過ぎて、シーズン4を観終わるのに約5ヶ月かかってしまった。
逆に最近、映画館やってないし、仕事忙し過ぎてまとまった時間が取れないこともあり、1話が1時間弱の海外TVの方が相性が良かった。
やっぱりシーズン4も面白かった。
というか、どんどん話のスケールが広がる。
金のかけ方も半端ない。
前シーズン、あの9話は“レッドウェディング”と呼ばれるらしいが、破竹の勢いだった父の首を取られたスターク家が見る影もなく貶められる。
スターク家の中で散り散りになり、サンサ、アリア、ブラン、ジョンスノウ達。
この彼、彼女達が、転々としながら他家の抗争、鍔迫り合い、内輪揉めに巻き込まれる。
その目線でこの世界観が語られてるのがシーズン4。
サンサは現在の覇権を握るラニスター家のいざこざに巻き込まれる。
このシーズン4の冒頭でいきなりラニスター家に青天の霹靂的な大事件が起きる。
これにはマジで驚き。
いきなり過ぎて着いていけないかと思うレベル。
その犯人として疑いを向けられたのが、“小鬼インプ”ことティリオン。
そのティリオンの妻がサンサ。
彼女にはラニスター家において一時の安息すらない。
アリアは北に向かいながら散り散りになり、まさかの“ハウンド”と行動を共にすることに。
“ハウンド”はアリアを彼女の親族に渡すことで膨大な身代金を手にする目的で、親族の元を目指すが、、、、行く先々で、、、、会えない。
会えない、、、、って言うか、あと一歩のところで、、、。
この“ハウンド”とアリアの2人の旅でのやりとりがなかなか印象に残るシーズン。
ジョンスノウは、北の“壁”の先に進み、野人達と関係ができるが、その野人達と徐々に争いになって行く。
あの9話の“壁”、そして黒の城での壮絶な激闘は圧巻。
巨人とマンモス、マジでいたぁぁぁ!
ブランは下半身付随となっても諦めず、このシリーズ通してちょいちょい彼の夢に出てくる“三つ目の鴉”を追う旅に出る。
道中で同志的な仲間を見つける。
そして、ブランに“三つ目の鴉”に纏わる人智を超えたとある能力が、、、。
その他、ベイリッシュ公が強かに国と国の間を泳いでたり、スターク家の里子的なシオンがめちゃくちゃ悲惨な道を辿り暴力的に洗脳されたり。
さらに、さらに。
あの“ドラゴンの母”、カリーシこと、デナーリス。
彼女が夫亡き後、ついに、ドラゴンと兵力を得て、各地を制圧し始める。
ドラゴンこそまだその力の本領を発揮しないが、デナーリスが女王として海の向こうで着実に大きくなっていく、、、。
個人的にオシのティリオン。
命カラガラ国に戻ってきた兄、ジェイミーとの兄弟の絆が少しずつ戻りながら、ずっと容疑をかけられ、父タイウィンと姉サーセイに虐げられる苦しい展開。
ついに、このシーズンで彼が結末を宣告され、いよいよ終わるか、と思ったその最終回、、、。
いつもいつもこの後半、特に9話、10話の展開と衝撃に驚かされる。
これで「次、観るしかないな」とやられる。
あの8話のティリオンの決闘裁判もすげぇ闘いと結末だった。
ドラゴン、ホワイトウォーカー、とか、まだまだナリを潜めてる。っていうか、今回描かれた部分もまだまだ終わってもいない。
まだまだ話として戦力を温存しまくってる。
次も見逃せまい。