阪本嘉一好子

高い城の男 シーズン1の阪本嘉一好子のレビュー・感想・評価

高い城の男 シーズン1(2015年製作のドラマ)
3.0
このエピソード1をアマゾンプライムで観た。
フランス語の教師の友が興味を持ったドラマでここから派生して日本の文化を学ようになったと。以前は日本の文学は最高だといって、三島由紀夫、川端康成に憧憬が深かったらしい。このドラマについて少し語ってくれたが、『易』について説明していたのが私はわからなかった。Tagomi(Cary-Hiroyuki Tagawa )の占に使っている細い棒の集まりらしかった。彼は太平洋を管轄する貿易大臣である。野望に満ちていて、ジョン・スミス(Rufus Sewell)というナチスの最高のランク、シュッツスタッフェル(Gruppenführer) と何かをはじめそう。

ドラマはナチスと大日本帝国が第二次大戦で敗戦したが、それは秘密に隠されていて、ドイツと日本が勝ったというセッティングになっている。
アメリカ合衆国は3つの地域に分類される。西海岸は大日本帝国がコントロールして、中西部、東はナチス。この間に中立の地域があり、そこにコロラドのキャノンという町が存在する。ここに、サンフランシスコの日本がコントロールする場所で合気道のエキスパートをしているジュリアナ(Alexa Davalos )が訪れる。殺された妹から預かった8mm フィルム リールを持って、妹がコンタクトしたかった人を探すがまだ見つけられない。この8mm フィルム リールにはドイツと日本の敗戦の記録(ヤルタ会談など、)が描かれている。敗戦の証拠はここに眠っているわけで、アメリカ合衆国は敗戦国にコントロールされていて、この事実をジュリアナが
どうするかはエピソード1ではまだわからない。

もう一方ではジョー・ブレイク(Luke Kleintank) がアメリカの地下組織のレジスタンとの仕事をとる。彼はニューヨークからロッキーマウンテンコロラドのキャノンというところに8mm フィルム リールをトラックで運ぶ。そこで食事をして金を払えず困っているジュリアナに会い恋に落ちる

ここまでがエピソード1である。人間をコントロールする組織が働いていて、あったことを(敗戦)ないものとみなし、騙されている。ジュリアナの芸術家のボーイフレンドは自分の好きなキャリアを全うできなくても、日本政府を信じ切っていて、ジュリアナの妹から渡された、8mm フィルム リールを観て、危険だから特高警察(日本警察)に届けようという始末。完全に騙されていることに疑いも持たない危険な見解。これから、または現状を如実に表しているドラマ。
(これ以上を見るかどうか決めていない)