最後のシーズン7まで観たので、レビューします!
私の場合、ワーキングママというタイトルから想像するシナリオと、実際の内容は結構かけ離れていました。
このドラマの面白いポイントは、登場人物の全員が、まっとうな母親になろうとしてないところ。
もちろん、それぞれ自分の短所を直そうと努力してるんだけど、短所をつぶすんじゃなくてポジティブに昇華していっている感じ。だから、エピソードを追う度にキャラクターみんなのことがどんどん好きになる。
母である前に人生1回目の一人の人間なので、時には身勝手になるし、心も揺らぐし、器用にこなせなくて当たり前。
このドラマにはバランスのとれた母親は登場せず、キャラクターを極端にしてあるのでそのメッセージがとても分かりやすい。
最後のケイトのシーンは、完璧な母親なんていないし、ならなくていいってことかな。
これから子どもを持つ人の気持ちを楽にする作品だと思います。