一気見。ラストのジューンの、「あんたやるじゃん」と言うような表情にしびれた。
ジューンがセリーナに言い放った「友達じゃない」と同じ言葉をジャニーンは（元）パットナム夫人に言っていた（ジューンが憑依したかのようで良かった）。妻達は子を成すことができないことや同性に加害することへの負い目、侍女から恨まれたくないという恐怖が混然となり、女同士として理解しあえることをうっすら期待もしたりで時に侍女側からすると「すり寄ってくんな」と言いたくなる言動になるのだろう。また、あの生活様式だと妻達に友達という存在ができようがないので身近な侍女を友達と錯覚するのかも。
リディアおばは侍女たちへの愛は本物だが信念が別次元のところにありすぎる人。現実世界にもこういう親はいそう…。でもここに来て氷解しつつあるようなので、彼女の今後の立ち回りが楽しみ。
