このレビューはネタバレを含みます
見終わった。爆速。
主人公ジューンがいろいろ周りの人を振り回すの見てると宝石の国のフォス思い出す。理由も状況も違うけど、ジューンめちゃくちゃ人にあれこれやってって言ってくるな……と思った。ちょっと羨ましいけどこの状況じゃなかったらうんざりしちゃう。よくも悪くも革命家気質のリーダーの才覚がある。
フレッドとセリーナの夫婦の赤ん坊への愛情が不思議な感じ。血の繋がりは無いのにそこまで愛せるのか。すごいな。養子縁組みの親子を否定するわけじゃないけど、いろいろまずいやり方で得た家族なのにな。すごい。
ローレンスは最初から良い人にしか見えなかったので脅されても怖くなかった。あれは狙ってなのか、私の思い込みなのか。奥さん可哀想。ジューンがいろいろ一線越えてしまったけど、報いは受けるのかな。
特に自殺の見殺しはダメだよと思った。救いの面での安楽死的な見とりじゃなくて、計画の邪魔になり得るから見殺しにするという側面でしかなかった。ローレンスはちょっと疑ってるかな?奥さんがいなきゃモチベ続かないと思うんだが。
子供達の国境越えはガバガバすぎる。東西ドイツ並みの監視下じゃなくて、足があれば越えられる感じ?ザルい。モイラが国境越えられるし、フレッドとセリーナも越えられたけど。
守護者である男達の目線も欲しいなと思った。
ニック全然出てこない。元気かな。出てくると死ぬかもってなるから、まあ元気でいて欲しい。
出生率どん底で戦争はしたくないよな。
人類が生き残るために人権を蔑ろにするなら滅んでも良いと思うんだが。
どちらの混乱が良い?なら人権が尊重されるほうだな。