ミステリーとしてとても面白かった。
最初、自信過剰な主人公にイラッとするけれど、クソガキが牛耳るクラスの副担になったあたりから徐々に観る者にカタルシスをもたらすヒーロー・キャラになっていく。従順なフリをして企んだり、お人好しを装って騙したり、脅したり凄んだりする時のユン・ギュンサンの表情が良かった。
エンディングのお茶目な感じもね。
よくわからない結末は、次に繋げる狙いなのか、それとも未成年者の刑事責任という微妙な領域に踏み込むことを避けたのか。
結局、生徒たちを子ども扱いせずきちんとと向き合った大人は、潜入弁護人ただ一人だったのね。