物凄く面白かった!
人生最高に面白いと感じたTVドラマかも知れません!
melrose place
charmed
medium
pretty little liars
sex and the city
desperate house wives
ally mcbeal
the good wife
と並んで、
僕の大好きなtv seriesの1つとなりそうです。
違うのは、リミティッド・シリーズだと言う事でしょうか。
大大大好きなリーズ・ウィザースプーンが
期待通りにキビキビやってました!
感動の涙が出るくらい、彼女にやって欲しい事を全部やってくれていました!
カチッとした髪型で、タイトなシャネル・スーツ的なスーツ、家事も仕事もキビキビやって地元の名士的に顔が利いてズルい目的の為にズルをやらせる交渉スマイル、几帳面、子供を厳しく躾け、夫とのセックスも曜日が決まってる。
そして怒って反撃し憎み睨む怒鳴る!
少し歳をとった顔も役にピッタリで、本当に最高でした!
一方ケリー・ワシントンはscandalでは良かったのに、本作ではなんかウザかった。
the hand that rocks the cradleのペイトン(レベッカ・デモーネイ)や
melrose placeのアマンダ・ウッドワード(ヘザー・ロックリア)的に
ヴィラン側に味方をしてしまう構造でした。
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とは言え、ヴィランと言う程、エレナ(リーズ)は悪者でしょうか?
最初っからミア(ケリー・ワシントン)がエレナに感じ悪過ぎて(スノッブ過ぎて?)、ミアの方が嫌でした。私にはエレナの何が悪いのか全然分かりませんでした。
でも、感じ良くて親切でも、恵まれてたらもうムカつくのかも知れませんね。マイノリティーの人達にとって。
生きるのが過酷過ぎるのと、私が知っているより遥かに、アメリカの格差/分断は重症なのかも知れません。
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舞台が90年代なのも効果的だったのかも知れません。
80年代から続くエイズへの恐怖の余韻、同性愛者への差別、黒人・アジア人がまだ「下の人」扱い、中絶や喫煙周りの倫理観、ホモソーシャル。
その辺りはやっぱり今よりハッキリ有りましたから、今もコッソリ存在する良くない物として浮き彫りにさせる手段としては巧いなと思いました。
あとはノスタルジックで楽しかったです。
ティーンが話題にするバッフィー(the vampire slayer)の事とか、それらのTVドラマが再放送と新エピソードが週毎に交互に放送されていた事とか、
理想のカップルとしてブレンダとディラン(90210の)の名前が出て来たり、
mariah careyのhoneyが掛かったり、
ジェニファー・アニストンの髪型、
妻子ある男とティーンがデキちゃう例として挙げられる「ボディー・ヒート」(ドリュー・バリモアとアリッサ・ミラノが実在する同じ女子の役を別々のチャンネルで演じた、実話を元にしたTV映画)、
コスビー・ショウ、
ネットはダイヤル・アップ、
ローラーブレイド。
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何度か爆笑しちゃいました。
あまりにも
「意地悪な役はこうやるんです」みたく
教科書的にリーズが演るもんだから
可笑しくて可笑しくて!
あの顔!
本当に最高でした!
益々彼女の事が好きになりました!
そして、
日本の映画やドラマには無い、
何が良くて何が悪いか、そのボーダーの
最新の位置が此処ですよ、と
強く教えてくれる姿勢。
それが有るから
私はアメリカのTVドラマが大好きなんです。