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吾輩の部屋であるのはのレビュー・感想・評価

吾輩の部屋である(2017年製作のドラマ)
2.8
大学生男子が自分の部屋で取り止めのないモノローグに耽る話。
2017年だがLINEのない世界で、みんな未だメールでやり取りしてる世界線。
誰もが一人でくだらない考え事に耽っていると訪れる、思考の袋小路的あるある話。

ともすれば退屈だったり、個人的になりすぎたりしそうな題材だが、非常に高いバランス感で面白味を尽きさせない。
脚本としてはかなり巧みだと思う。
性質上ものすごく面白い! という物でもなく、どうでも良さを楽しむ雑談みたいな作品。

序盤の片思いの相手とのメールだけ若干イライラしたが、そこだけ抜けたら特になにも引っ掛かりなく最後まで見れた。
誘った女性が返信しなくて気になるとかは若い頃あるあるで懐かしいですね。
五分に一回センター問い合わせしたりしてね。
なんで女性は返事しないんですかね? 一言言ってくれれば、こちらもいろいろ考えて時間ロスしなくて済むのに。
みたいな。
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