岸辺露伴は動かないの1の情報・感想・評価

エピソード01
富豪村
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京都京極堂

京都京極堂

中村倫也はなんの役?と思ってたらクレジットに平井太郎とありました。 江戸川乱歩?
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sarinuhe

sarinuhe

風雅くん😳😳
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miyuki

miyuki

マナー違反の勉強になりました。
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Sankawa7

Sankawa7

高橋一生、初っ端からの発声からして全然違う‼️彼でなければ荒唐無稽に見えただろうが自然にこなしてしたのが驚き。 飯豊まりえもら可愛いし中村倫也まで出ててキャスティングも凄い。 柴崎楓雅くんの怪演も光る。 定義不能なジャンルも面白い。富豪の上からなマナーの話しを逆手にとる展開。
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すぽんじ

すぽんじ

高橋一生と渡り合えてる一究役の柴崎楓雅がやっぱ凄い! まだ『テセウスの船』と『明日の食卓』と本作しか観れてないけど、上手すぎて毎回腹立っちゃうの凄すぎる。
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slow

slow

世にも奇妙な物語ぽくて好き
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リコ

リコ

原作でもあった 富豪村 アニメでも 見た 富豪村 なるほど おもろいぞ いんじゃねえか すげえぞ 最後 櫻井さん でてくんのアツ
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ゆう

ゆう

原作を十二分に理解しつつ、テレビドラマとしてのフォーマットに見事に落とし込んだ小林靖子が素晴らしい。ドタドタしてる飯豊まりえ、かわいい。
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磔刑

磔刑

︎『富豪村』☆4.6 めちゃくちゃ良くて草ぁっっ!!!! 何が良かったかっていうと高橋一生のなりきり度合い!!!ビジュアルが公開された時点で、原作の外連味を現実的なデザインに落とし込んでるなと感心してたが、加えて演技も申し分く、完璧な露伴像だった。最初は作為的な声には違和感を覚えたが、演技全体の完成度を見れば些細な問題だった。 岸辺露伴の無礼で高飛車、プライドの高い皮肉屋、その反面正義感は強く漫画に対する情熱は人一倍強いアクの強い変人像を現実的な範疇に留めながらも魅力たっぷりに演じている。 バディ役の担当編集も露伴の奇妙な人物像を引き立てる役割に十分貢献している。露伴とは相反する、愛嬌や行動力が生み出すデコボコ具合も双方のキャラクターに興味を持たせる十分な魅力がある。 マナー対決のやり取りは概ね原作通りだが、ドラマに再構築するにあたっての取捨選択がすこぶる良い。原作だと露伴が半ば逃げる形で終幕するので、尻切れとんぼに思えた。しかし、ドラマは対峙する一究を完膚なきまでに叩きのめした上、肩で風を切って悠々と立ち去る圧倒的勝者のカタルシスがある。 特にここでの高橋一生の演技が見もの。わざと含みがある遠回しな表現で煽る勝利宣言が実に露伴らしく、荒木飛呂彦イズムがムンムン漂う。これでもかと目を見開いた煽り性能の強い表情もグッド。なんなら、漫画版よりも露伴してる。漫画版だとこの下りはサラッとしてて、そこが露伴の明確な勝ちの印象を薄くしてる。 また、イギリス王室の逸話やマナーの本質をマナー狂に説く嫌味たっぷりな言い回しにも実に岸辺露伴らしいカタルシスがある。このような原作の甘さをオリジナル要素で補完、昇華してる時点で映像化した意義は大変大きい。 ちなみに個人的にはイギリス王室の逸話は真偽に関係なく、一究を完膚無きまでに叩きのめす為の露伴のハッタリだと解釈した。 同時に現代ではマナーという概念はどんなジャンルにも付いて回る胡散臭いモノになってる。最近だとzoom配信の上座下座の件が特にそう。つまり、現代のマナーは最初にあったであろう礼儀や礼節、双方の意思の疎通と配慮といった、健全な精神性などは失い、マナーを提唱するマナー知らずの既得権益となってる訳だ。一究はそんな腐敗したマナー業界のメタファーなのだ。そして、詐欺師まがいのマナー講師のようにマナーを創作し、勝利する露伴の行動は“無から誰も得しない有を生み出す”愚かな業界への皮肉が込められてるのだ。一見狡い勝利ではあるが、相手の土俵、ルールー無用のルールーの範疇で勝つのが最高にカタルシスがある。 あと、素晴らしい点はセットやロケーション。露伴の家や別荘の雰囲気。ちょっと出てくるだけのカフェなんかも世界観の特色が出ている。富豪村に行くまでの山道の景観美の拘りも作品を数段階上質にしている。それぐらいは映像製作の上では当然のことではあるが、画面全体を安っぽくしないような最大限の配慮や気配りが十分に行き届いており、最後まで気分良く鑑賞できた。 ただ、いくつか不出来な点もある。一つは最初の空き巣の下り。空き巣が絵に描いたようような空き巣で、嘘っぽかった。また、そのおかげで露伴のリアルへの拘りや、漫画家としての執念が完璧な形で伝わって来なかった。空き巣がわざと入るように仕向けてたって言うのは露伴らしくて良かったけど。 メインの役者は全体としては文句ないんだけど、一究はね…。やっぱ上手い子役はそうそう見つからんわな。いっそのこと、えなりかずきとかにさせればよかったねん。ここは原作に背いても、演技重視のキャスティングしても良かったなと。ただ、泣いて悔しがる子供相手に満面の笑みで喜ぶ露伴がめちゃくちゃ彼の人間性を表してるので、子役をキャスティングしたい気持ちは十分わかる。 あと、一番アレなのはヘブンズ・ドアーの描写ね。顔に亀裂が入る演出はベネ。開いたページにキャラ毎の特色が出る点も原作にはない素晴らしい要素だ。ただ、開いた本が…。単に顔の上に数ページの紙を乗せてるようにしか見えない…。ページの下に覗く普通の地肌に凄く違和感覚える。せめて地肌部分に特殊効果かメイクでページの層になってるようにすれば大分マシだったんではないかと思う。 細かい不満だと恐怖描写の弱さ。露伴の右腕が不能になるのは絵的に弱い。せめて右腕が変色するとかして欲しかった。車に轢かれた描写も流血なしで、追い詰められる緊張感、それを覆すクライマックスのカタルシスへの助走の役割としてホラー描写をもっと強化するべきだった。勿論放送帯を加味した最大限の範疇でだが。 総評として想像以上にファンが喜ぶ内容。衣装やセット、ロケーション、演出にも気合が入ってて、ファンだけでなく、一見さんも楽しめる内容に仕上がってると思う。とにかく露伴先生が乗り移ったような高橋一生のノリノリの演技が最高です!!!
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