タイピストとドリームが掛け合わさったような…(自分の知ってる似てる映画言ってるだけ)好き。
曲が好き。ただ最初のほうは10年代オゾン映画みたいな不安な感じの音楽使ってておい!てなった。
このドラマが人気な理由をぜんぶ把握してるわけではないけど、ともだちが好きだって言ってる理由はわかる気がする。映画をジェンダーで読むなんてつまらないかもしれないけど、これはまさにそのジェンダー要素を見てくれと言わんばかりのデフォルメ。とても潔い。変にごまかしたりしない。女性うけはかなりいいと思う。男ばかりの世界でのし上がろうとするけど、女性として古典的なジェンダーとして見られたい自分もいる。構造にあらがう女性たちの矛盾した内面を押し出す。ただリアリズムではないと思う。現実はもっと複雑で割り切れないものだと思う。これはシンプルな様式美を持った物語として、20世紀以降のもみくちゃなジェンダー論議に苛まれた女性たちを癒すからこそ、多くの人に愛されるのだろう。