のすけ

断捨離パラダイスののすけのレビュー・感想・評価

断捨離パラダイス(2022年製作の映画)
3.5
ゴミ屋敷専門片付け業者「断捨離パラダイス」に入社した元ピアニストの真面目な青年が主人公。

「ゴミ屋敷」をテレビなどで見る度に「なんでだろう」と不思議に思っていた為、それを題材にした作品となれば興味津々。
いろんなゴミ屋敷(ゴミ屋敷というか汚部屋的な部屋がメイン)が見れて良かったです。
この作品のために汚部屋を作って撮影したのだろうか。想像すると中々ハードだ‥

もちろんここまでではないが、自身のまわりにも片付けられない人がいる。見ていると

①定位置管理ができない。
②物を捨てられない。
③片付けるときも一部だけでリセットまでいかない。

等の傾向が見られる。
人間の目はすぐに慣れるので、汚い環境にいるとそれが当たり前になってしまう。

ラスト唐突に終わった感じがしたので、もう少し怒涛の展開があればもっと楽しめたかなと思う。
ゴミ屋敷までいく背景に、その人の過去に悲しい出来事があったりと何かのきっかけでそうなっているケースも多くあるようだ。
あとは掘っても掘ってもゴミだらけなのに、意外と物の大体の場所を把握しているという不思議。
どちらにしろ、いろんな意味で奥が深い‥ゴミ屋敷。

※断捨離パラダイスの社長のキャラが好き。